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2006.02.21 更新

 

桧野、長岡組は15位−女子2人乗り

桧野真奈美(手前)、長岡千里

女子2人乗り2回戦でゴールした桧野真奈美(手前)、長岡千里組=チェザーナ・パリオル(共同)

女子2人乗りの前半1、2回戦を行い、日本の桧野真奈美(十勝エコロジーパーク財団)長岡千里(ニッシン)組は15位だった。ドイツ勢が1、2位を占めている。21日に後半の3、4回戦を行い、4回の合計タイムで順位が決まる。

★女子ボブスレー待望の第一歩−幸せいっぱい桧野、長岡組

日本のボブスレー女子が五輪で待望の第一歩を踏み出した。4年越しの夢をかなえたパイロットの桧野は「自分でもびっくりするぐらい冷静で幸せを感じた」と言う。ブレーカーの長岡は「すごく興奮して涙が出そうだった」。2人の思いを乗せ、黒のボディーに桜の花びらをあしらったそりが氷上を滑走した。

1回目のスタート前、オランダAが転倒するハプニングがあった。桧野は「動揺はなかった」と話したが、11カーブの操作ミスで壁にぶつけて15位。2回目は公式練習を含めてベストタイムを出したものの、現実は厳しかった。

ボブスレーに女子種目が登場した前回のソルトレークシティー大会。日本女子は出場権を得ながら派遣枠が男子に回り、五輪への道を閉ざされた。今回は参加資格問題で一時出場が危ぶまれた。

桧野は4年前の五輪で女子の試合が行われた日、右ひざを手術した悔しさを忘れない。長岡は今季のW杯で右手小指の先を切断する事故に見舞われ、握力は回復していないままだ。困難を乗り越え、2人で立った初の五輪舞台。長岡は「全部のことがこの日のためにあった」とかみしめるように言った。(共同)

◆桧野真奈美

「自分でもびっくりするぐらい冷静だった。五輪の舞台に立てた幸せを感じた。夢をあきらめないでよかった。出るだけとは思っていない。一つでも上の順位を狙いたい」

◆長岡千里

「1回目のスタート前、応援してくれた人が頭の中に走馬灯のように流れた。すごく興奮して涙が出そうだった。プッシュタイムが自分の見せ場なのでもっと上げていきたい」