2006.02.25 更新
グライスが3個目の金、菅は最下位の30位
男子15キロで最下位に終わった菅恭司=チェザーナ・サンシカリオ(共同)
新種目に採用されたマススタート(一斉スタート)方式で争われる男子15キロを行い、ミヒャエル・グライス(ドイツ)が20キロ、30キロリレーに続き優勝した。
オーレアイナル・ビョルンダーレン(ノルウェー)は3位で、今大会は金メダルなしに終わった。菅恭司(自衛隊)は最下位の30位。
★総合力の差を痛感
最下位に終わった菅は「最初からつらい展開になると思ったが、あきらめずに最後まで走った」と話した。
W杯と五輪の成績上位者しか出場できない新種目のマススタート。トップと5分近く離されてもレースを捨てなかったが「世界との総合力の差は歴然だった」と認めた。
「これが世界と戦う最後のレース」と言う。3度目の五輪となった今大会後、3月の国内大会を最後に一線を退く。自衛官の職務に専念し、後進の指導に当たる。
日本のスタッフから渡された花束を手に大粒の涙を流した36歳のベテランは「五輪で活躍できる選手を育てたい」と次の目標を語った。(共同)


◆菅恭司の話
「世界で戦うのはきょうが最後になるので、あきらめないで走りきった。走力と射撃の総合力で、世界との差は歴然だった。(共同)」