2008年03月20日 更新
【頂点へ跳べ】大阪女子・大阪国際滝井
スーパー1年生・堀口が連覇へ導く

元Vリーガーのスーパー1年生・堀口が連覇へ、旋風を巻き起こす
連覇を狙う大阪国際滝井にスーパー1年生が加わった。昨年中学生として史上初めてプレミアリーグ女子でプレーした、セッターの堀口夏実が春高デビューを迎える。
「練習でやってきたことを試合に出して、優勝したい。緊張すると思うけど、集中すれば大丈夫だと思います」
高校ではプレミアリーグと部活動を両立させるつもりだったが、高体連が重複登録を認めなかった。今しかできないことがある−と、昨年5月に岡山シーガルズを退団。岡山の河本昭義監督(54)が総監督も務めるチームで高校日本一を目指す道を選んだ。
「シーガルズの先輩には『インターハイ、春高で優勝して帰っておいで』と言われました。強くなって戻りたい。決して遠回りだとは思いません」
新チーム結成後、すぐに正セッターの座を獲得。才崎哲次監督(51)は「狙ったところに確実にトスを上げられる。志が高いのもいい」と技術だけでなくメンタル面の強さも評価する。
小3から始めたバレー。5年の時にけがをした選手の代役でトス上げて以来、セッターが“本職”になった。「自分のトスで試合が決まるのが楽しい」。自在なトス回しを可能にするのが、「コッペパンみたい」と照れるたくましい両腕だ。
ケーキ店を営む両親を手伝い、生地づくりは小2から日課となっている。才崎監督は「粉を練る指先の動きはトスと似ている。自然と手首も強化された」と話す。
女子では2003年の聖徳学園(東京)以来、史上5校目の連覇を狙う今春。次代の全日本の司令塔と期待される元Vリーガーが、代々木に旋風を巻き起こす。
(春高取材班)
■大阪国際滝井
1929(昭和4)年創立の私立女子校。48年に帝国高等女学校から帝国女子に改称し、93年から現校名。所在地は大阪府守口市。中田碩也校長。全校生徒数436人。バレー部は61年創部。現部員は21人。春高は4年連続24度目の出場。過去に3度優勝。主なOGは野村まり、岡野弘子、金森純子(いずれも岡山シーガルズ)。







