2008年05月29日 更新
【テニス】世界ランク103位に苦戦…シャラポワ辛勝発進

18金のアクセサリーが輝くウエアを着たシャラポワが、大苦戦発進(AP)
全仏オープン第4日(28日、パリ)女子単1回戦は初優勝を目指す第1シードのマリア・シャラポワ(21)が同じロシア勢の世界ランキング103位エフゲニヤ・ロディナに6−1、3−6、8−6で辛勝した。第3日の同1回戦では、女子第31シードの杉山愛(32)=ワコール=がアーラ・クドゥリャフツェワ(ロシア)に6−1、2−6、6−3で勝ち、3年連続で初戦突破した。
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あと1ゲームを失えば負ける大ピンチだった。シャラポワは約2時間半の試合で、最終セットを8−6で辛くも振り切ったが、「ベストからは程遠い」と笑顔はなかった。
強く吹く風。高く上げるトスは風に流されてサーブが乱れ、ダブルフォールトは17個にもなった。相手は4大大会デビュー戦で世界103位。最終セット、脚に疲れがきた相手のミスもあり、第13ゲームにようやくブレークに成功した。生涯グランドスラム(4大大会全制覇)に挑む今大会には、高級アクセサリー大手のティファニー社が協力。18金のアクセサリーが映える濃紺のウエアを着ている。輝く金色にふさわしい、女王を目指すシャラポワは、苦戦の幕開けに「最後の最後まで、ファイトしなければ」と強気に言い放った。
★杉山、雨が味方…3年連続初戦突破
女神が味方した。杉山は約3時間の中断の間にリズムを修正して勝利をつかみ、「本当に恵みの雨だった…」。第1セットは取ったが、第2セットは2−6で簡単に失った。不安定さを露呈して迎えた最終セット。主審は雨が降り出す前から、開始せずに中断を決めた。杉山は「降っていないのに中断なんて初めて」と驚きながらロッカールームへ。母・芙沙子コーチから「流れるようなプレーをイメージして」と助言を受けて、立ち直った。幸運なタイミングでの中断に「日ごろの行いのおかげかな」と笑顔が広がった。
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