2008年05月12日 更新

【F1】マッサ3連覇で今季2勝目!ハミルトンは2位

 第5戦トルコGP決勝(11日、トルコ・イスタンブールサーキット=1周5.338キロ×58周)フェリペ・マッサ(27)=フェラーリ=がトルコGPで3年連続のポールトゥウイン。今季2度目、通算7度目の優勝を飾った。日本勢ではトヨタのヤルノ・トゥルーリ(33)の10位が最高。スーパーアグリの撤退により、唯一の日本人正ドライバーになった中嶋一貴(23)=ウイリアムズ=はスタート直後に追突され、F1参戦6戦目で初のリタイアを喫した。

 レース直後に車の上に立ち、3本の指を立てて「3連覇」をアピールした。05年以来、初めて10チーム・20台で競われたGPで、マッサが3年連続の完全優勝を遂げた。

 2ストップ作戦をとったマッサが後塵を拝したのは、3ストップ作戦で搭載燃料の軽いハミルトン(マクラーレン)に、24周目に抜かれた1度のみ。ハミルトンが1回多いピットインで後退すると、その後は危なげなく逃げ切った。

 昨季は終盤まで王者争いを演じた。今季は序盤2戦でリタイア。古巣のルノーに今季復帰したものの、戦闘力のないマシンに悩むアロンソが、来季はマッサにとって代わるとの報道もあった。しかし、自身は今季2勝目、フェラーリは第2戦マレーシアGPから4連勝。「モンテカルロ(次戦モナコGP)に向けた調整も万全で自信はある。楽しみだ」。強いマッサが戻ってきた。

★一貴あわや!

 中嶋はスタート直後の最初のコーナーでフィジケラに追突され、危うく下敷きになりかけた=写真(ロイター)。ピットに戻ることはできたが、そのままリタイア。前日の公式予選を終え、「できるだけ改善点を見つけたい」と気合を入れ直していたが、戦いはあっという間に終わり、デビュー戦からの完走は「5」でストップした。

★GP2セナの甥、犬はねリタイア

 F1直下のカテゴリーとして併催されたGP2は11日、トルコGP第2戦でブルーノ・セナ(24)=アイ・スポート=がコースに迷い込んだ犬をはねてリタイアする珍事が起きた。ブルーノはF1の94年サンマリノGPで事故死したアイルトン氏の甥。トヨタF1の第3ドライバーを務める小林可夢偉(21)=DAMS=は9位で、グロジャン(ART)が今季初優勝を飾った。