2008年05月11日 更新

【大相撲】朝青龍連覇宣言…夏場所11日初日を迎える

朝青龍(左)は白鵬と握手こそかわしたが、会話はせず。初日から緊張感が漂う(撮影・千村安雄)

朝青龍(左)は白鵬と握手こそかわしたが、会話はせず。初日から緊張感が漂う(撮影・千村安雄)

 大相撲夏場所は11日、東京・両国国技館で初日を迎える。2場所連続23度目の優勝を目指す横綱朝青龍(27)が10日、優勝への意欲をみせた。

 この日は国技館で朝青龍、白鵬(23)への優勝額贈呈式があった。館内に掲げられた32枚の額は、新しい2枚が加わると古い物から順に外され、今場所から武蔵丸の最後の優勝(平成14年秋場所)と朝青龍の初優勝(同九州場所)の額が消える。朝青龍にとっては大関時代の記念すべき初優勝で「一番思い出に残る優勝だからな。額は明徳(母校の高知・明徳義塾高)に寄付するよ」とした。

 史上最多21枚の掲額をキープした朝青龍は贈呈式後、制作者の写真染色家、佐藤寿々江さんに「がんばりますので、またお願いします」と連覇を誓った。来日中のジョン・ネグロボンテ米国国務副長官らとの記念撮影などもあり、ご機嫌な表情。だが、白鵬とは握手こそかわしたが、会話はせず。3場所連続の千秋楽相星決戦へ。機運は高まる。

★長女に誕生日プレゼント…白鵬、白星発進だ

 2場所ぶりの賜杯奪回を目指す横綱白鵬にとって、10日は長女ユンレンツォー愛美羽(あみう)ちゃんの1歳の誕生日。「早いなあという感じだね」とパパの顔。ちょうど1年前の夏場所は大関で、綱とりをかけた場所の直前に生まれた第1子。この場所を全勝で制し、横綱昇進を決めた。「1日遅いけど、明日(初日)は勝っていいプレゼントをしたい」と白星発進を約束した。

★結びの懸賞は37本…初日では過去最多本数

 夏場所の前売り入場券の売れ行きが好調だ。既に14日目と千秋楽は完売。初日の残券も例年の夏場所に比べて少ない。チケット売り場担当の待乳山親方(元小結播竜山)は「初日の前に14日目が売り切れるのは珍しい。それだけ両横綱の土俵に話題性がある」とした。

 また、初日の懸賞は109本と夏場所の初日としては最多。結びの朝青龍−稀勢の里の懸賞は37本で、日本相撲協会広報部によると、各日の記録が残っている平成15年以降の初日の一番では最多。場所全体では1000本前後になる見込みという。