2008年05月09日 更新
【F1】琢磨、参戦継続に意欲「引退するつもりない」
【イスタンブール(トルコ)8日】スーパーアグリ撤退に揺れるF1世界選手権は9日、トルコGPが開幕する。シャッターの閉ざされたスーパーアグリのガレージが寂しさを漂わせるサーキットで、05年以来の10チーム・20選手による戦いが始まる。一方、突然の“浪人”生活を強いられることになった佐藤琢磨(31)は8日、声明を発表。F1からの引退を強く否定した。
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スーパーアグリの撤退発表後初めて、琢磨が公に口を開いた。自身の公式サイトとメディア向けの声明で「撤退は悲しく残念だが、F1から引退するつもりはまったくない」とアピール。02年に始まったF1参戦の継続に、強い意欲を示した。
声明で鈴木亜久里代表(47)への「敬意」を表した琢磨は、スーパーアグリが06年3月から参戦した当時を回顧。フェラーリなど強豪を相手に準備期間4カ月で挑み、翌07年に2度の入賞を遂げたチームを「不可能を可能にする本物のプロフェッショナル」と称賛した。
「今後の可能性を探り、しかるべきときが来たら発表するつもり。僕は今まさに、最高のドライビングができる状態にある。ファンのみなさんに、もっともっと力強いレースをお見せしたい」と結んだ琢磨。自転車部のなかった高校で担任の教諭を説得し、たった1人で部を設立。インターハイ優勝を果たした「あきらめの悪い男」(本人談)は、F1参戦の夢を執拗(しつよう)に追い続ける。
★アグリが管財人の手に
英国に活動拠点を持つスーパーアグリが7日、共同管財人の手に渡った。その1社は「F1などへ参戦を目指す買い主を求めている。すでに数件の問い合わせがあった」と声明。同社は02年のアロウズの解散も担当した。







