2008年05月04日 更新
【陸上】44年ぶり五輪出場へ…女子400で丹野が日本新!
静岡国際(3日、静岡スタジアム エコパ)北京五輪代表選考会を兼ねる大会、女子400メートルで丹野麻美(22)=ナチュリル=が、自身の日本記録を0秒05更新する51秒75で2位に入った。男子400メートルは金丸祐三(20)=法大=が、五輪参加標準記録A(45秒55)を突破する45秒21で優勝した。
◇
電光掲示板のタイム表示が待ちきれない。51秒75。目に飛び込んできた数字を見た丹野は、思わず「やったーッ!」。日本記録を更新したビジュアル系スプリンターに、笑顔が広がった。
「シーズンのはじめに、日本記録を切れてよかった。ずっと切っていなかったから」。通常よりセットから号砲までの時間が短くスタートがやや遅れた。それでも、バックストレートからグングン加速。福島大時代の05年に出した自己記録を3シーズンぶりに塗り替えた。
4月から社会人になって身も心もリフレッシュ。本格的に着手した筋力トレーニングでは、スクワットの重量が130キロから150キロにアップした。日本人選手にとって、女子400メートルのカベは、厚い。同種目で五輪出場を果たせば東京大会以来、44年ぶりの快挙となる。日本記録とはいえ、現在は五輪参加標準記録B。51秒55の標準Aまでわずかな“距離”がある。「(6月の)日本選手権までにAを出したい」。パッチリと見開いた目は、北京のコースをとらえている。
(山田貴史)
■成績
【男子】
▼200 (1)高平慎士(富士通)20秒65
▼400(タイムレース) (1)金丸祐三(法大)45秒21
▼1万 (1)ジョセファト・ダビリ(小森コーポレーション)27分14秒03
▼400障害(タイムレース) (1)成迫健児(ミズノ)49秒44
▼棒高跳び (1)鈴木崇文(東海大)5メートル45
▼走り高跳び (1)醍醐直幸(富士通)2メートル27
▼やり投げ (1)秦強(中国)78メートル98
【女子】
▼200 (1)福島千里(北海道ハイテクAC)23秒13=追い風参考
▼400(タイムレース) (1)ラトーシャ・ウォラス(米国)51秒73=大会新(2)丹野(ナチュリル)51秒75=日本新
▼3000 (1)アン・カリンジ(ユタカ技研)9分1秒37
▼1万 (1)キラグ・ワルグル(九電工)32分7秒31
▼400障害(タイムレース) (1)久保倉里美(新潟アルビレックス)56秒83
▼走り幅跳び (1)池田久美子(スズキ)6メートル51
▼砲丸投げ (1)劉相蓉(中国)18メートル69
▼やり投げ (1)昌春風(中国)60メートル30
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