2008年05月03日 更新

【バドミントン】小椋、腰痛再発でオグシオ、一時“解散”

記者会見でオグシオスマイルを見せる小椋(左)と潮田。ペアは一時“解散”するが、それも五輪のため

記者会見でオグシオスマイルを見せる小椋(左)と潮田。ペアは一時“解散”するが、それも五輪のため

 北京五輪バドミントン女子複代表で潮田玲子(24)とペアを組む小椋久美子(24)=三洋電機=が腰椎(ようつい)ねんざのため、国・地域別対抗戦の女子ユーバー杯(11日開幕、インドネシア)を欠場することが2日、発表された。小椋は2週間前にギックリ腰となり回復が遅れたため、北京を前に大事を取ることになった。潮田は他の選手と組んで出場する。

 美人ペアで名をはせる「オグシオ」が、一時的に“解散”する。1日に北京五輪代表に正式決定した小椋&潮田組を思わぬアクシデントが襲った。小椋が持病のギックリ腰で、ユーバー杯の欠場を余儀なくされた。

 「腰の状態があまりよくない。今までのレベルに戻すためにはリハビリをしないと難しい」

 この日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで会見した小椋は浮かない表情だった。2週間前に発症したが、痛みが出たのは今年すでに3度目。五輪に直結する世界ランキングを上げるためこの1年間、海外ツアーを転戦した疲労が蓄積されていた。

 潮田を含めてオグシオには苦い思い出がある。アテネ五輪前は潮田が虫垂炎、小椋が左足小指骨折などで代表選考レースから脱落。大舞台に立つ夢をかなえることができなかった。4年前と同じ失敗は繰り返さないつもりだ。小椋は現在、針や電気治療、高酸素カプセルに入るなど懸命なリハビリに努めている。

 潮田は「北京では1回戦から自分たちの力を出し切って、悔いのないようにメダルを狙いたい」と前だけを見つめた。パートナーを失うことになったが、ユーバー杯は松田友美(ヨネックス)、内藤真実(日体大)のどちらかと組んで出場する予定だ。

 小椋も6月10日開幕のシンガポールオープンでの復帰を目指している。頼れる相棒になるため、オグシオがそれぞれの立場で女を磨く。

(江坂勇始)


■オグシオ、アテネ前のケガ

 03年4月に潮田が体調を崩し、虫垂炎の手術。同年5月には小椋が左足小指を骨折したため、公式戦に出場できず複の世界ランクも下降。同年11月の全日本総合選手権の複で準優勝したものの04年1月に潮田が腰を故障し結局、アテネ五輪出場を逃した。