2008年05月01日 更新

【テニス】37歳クルム伊達、26歳藤原撃破で2回戦進出

 カンガルーカップ国際女子オープン第2日(4月30日、岐阜長良川テニスプラザ)12年ぶりに現役復帰した元世界ランキング4位のクルム伊達公子(37)=フリー、写真=は単1回戦で、第5シードで日本ランキング7位の藤原里華(26)=北日本物産=を2−6、6−4、6−4で下して2回戦に進んだ。1日は2回戦で山外涼月(16)=志津TC=と対戦、奈良くるみ(16)=大阪・大産大付高=と組んで出場する複1回戦も行われる。

 気温27度を超す中、2時間37分の消耗戦を制したのは、全日本選手権女子単を制したこともある26歳ではなく、復帰間もない37歳の伊達だった。

 第1セットはミスが多く2−6で落としたが、第2セット途中で一変した。「伊達さんのスイッチがパーンと入ったのが分かった」と藤原が振り返る。第4ゲームで相手サーブの15−0からリターンエースを決めると、この試合初めて藤原のサービスゲームをブレーク。主導権を握った後は、最後まで集中力を切らさなかった。きょう1日からは複との掛け持ち。体力的に厳しい戦いとなるが、「先が計算できないので、18歳のころのように1日1日完全燃焼しないと」。伊達は、心から復帰戦を楽しんでいる。