2008年04月20日 更新
【シンクロ】打倒スペインは五輪本番で!日本チーム2位

北京五輪出場を決めた日本のフリーの演技。完成度を高めないと、メダルは危うい(共同)
シンクロナイズドスイミング北京五輪世界最終予選第4日(19日、北京)チームのフリールーティン(FR)を行い、テクニカルルーティン(TR)2位の日本(原田、鈴木、川嶋、松村、橘、小林、青木、小村)は合計でも96.501点で2位となり、デュエットに続いて上位3カ国に与えられる五輪出場権を獲得した。チームの出場は4大会連続。今大会参加の9人が五輪代表になる。しかし、日本は細かいミスが響き、1位のスペインに1.333点差をつけられた。
◇
北京五輪で表彰台を争うスペインに、前哨戦となるこの大会でTRに続きFRも敗れた。それでも日本水連の金子シンクロ委員長は「日本は新しいものを出した。まだ5、6割の段階だから」とさばさばした表情で話した。
難度が高くスタミナも要求される演技。完成の域には程遠いが、エース鈴木は「レベルを下げると今までの日本と同じになる。妥協はしない」。挑戦を続けるのは、もちろん五輪のためだ。
ロシアのリードは揺るがないが、2位以下はスペインだけでなく、地元・中国とも争うことになる。「今回は8月への通過点。完璧(かんぺき)にすればもっと評価してもらえる」と鈴木は強気の言葉を続けた。
五輪本番の会場で世界の動向にも触れ、マーメードたちの気持ちが引き締まった。金子委員長は「1度の舞台で力を出し切る大切さと、世界の厳しさを選手が感じたことに意味がある」と、敗戦を前向きにとらえた。
■鈴木 絵美子(すずき・えみこ)
1981(昭和56)年11月12日、埼玉県出身、26歳。アテネ五輪チーム2位。05、07年世界選手権デュエットで銅メダル。日大出。ミキハウス所属。東京シンクロク。1メートル67、57キロ。
■原田 早穂(はらだ・さほ)
1982(昭和57)年11月5日、東京都出身、25歳。アテネ五輪チーム2位。05、07年世界選手権デュエットで銅メダル。日大出。ミキハウス所属。東京シンクロク。1メートル66、56キロ。
■川嶋 奈緒子(かわしま・なおこ)
1981(昭和56)年4月7日、東京都出身、27歳。アテネ五輪チーム2位。国士大大学院出。アクラブ調布。1メートル64、54キロ。
■松村 亜矢子(まつむら・あやこ)
1982(昭和57)年1月8日、愛知県出身、26歳。05年世界選手権チーム2位。07年同選手権デュエットFR3位、チームTR2位、同FR3位。中京大出。ザ・クラブピア88。1メートル63、57キロ。
■橘 雅子(たちばな・まさこ)
1983(昭和58)年11月23日、大阪府出身、24歳。05、07年世界選手権代表。桃山学院大出。浜寺水練学校。1メートル58、50キロ。
■小林 寛美(こばやし・ひろみ)
1984(昭和59)年9月26日、大阪府出身、23歳。05、07年世界選手権代表。大阪市大出。浜寺水練学校。1メートル60、50キロ。
■青木 愛(あおき・あい)
1985(昭和60)年5月11日、京都府出身、22歳。07年世界選手権代表。びわこ成蹊スポーツ大。井村シンクロク。1メートル73、59キロ。
■石黒 由美子(いしぐろ・ゆみこ)
1983(昭和58)年10月31日、東京都出身、24歳。愛知教育大大学院。ザ・クラブピア88。1メートル65、55キロ。
■小村 恵里佳(こむら・えりか)
1982(昭和57)年8月5日、大阪府出身、25歳。05、07年世界選手権代表。大体大出。井村シンクロク。1メートル63、53キロ。
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