2008年04月15日 更新

【射撃】「宝探し」できた!中山、2度目の五輪出場が決定

射撃のW杯北京大会女子トラップに出場し、五輪代表に決定した中山由起枝(共同)

射撃のW杯北京大会女子トラップに出場し、五輪代表に決定した中山由起枝(共同)

 W杯(14日、北京)日本の北京五輪代表最終選考会となった女子トラップの予選で、中山由起枝(29)=日立建機=が2度目の五輪代表を決めた。日本は中山が昨年4月に五輪出場枠1を確保し、代表争いは中山と石橋良重(31)=ボウガン=に絞られた。中山はこの日の予選を含め、派遣選手決定記録の成績で、石橋に抜かれる可能性がなくなった。

 追う石橋に大きな差をつけ最終選考会に臨んだ中山は、「代表選考は勝つと想定していたので、きょうは五輪本番に向けて宝探しをしようと思っていた」と穏やかな笑顔。

 「宝」とは8月に向けての手応え。64点で決勝には進めなかったが、「試合で使うサングラスの色も決まった。目線の位置もとらえられた」。本番会場で十分な収穫を得た。シドニー五輪後、引退し結婚、出産もした。「頑張って輝いているママの姿を見せたい」と再び銃を取った29歳。小学生になったばかりの長女・芽生ちゃんからは「金メダルしかいらない、と言われているんですよ」と苦笑い。


■中山 由起枝(なかやま・ゆきえ)

 1979(昭和54)年3月7日、栃木県生まれ、29歳。00年シドニー五輪でクレー射撃女子ダブルトラップに出場し、13位。一度は引退したが、復帰して07年W杯韓国大会で優勝。埼玉栄高時代はソフトボール選手。日立建機所属。1メートル61、49キロ。