2008年04月11日 更新

FIA、6・3臨時総会で信任投票 モズリー会長辞任も

 【パリ9日】性的スキャンダルを報じられながら、続投を目指している国際自動車連盟(FIA)のマックス・モズリー会長(67)についてFIAは9日、世界222の自動車連盟などが参加する臨時総会を6月3日にパリで開催すると発表した。総会では無記名による信任投票が行われ、独裁的な支配力を誇ってきた同会長が、釈明のために自ら招集した総会で辞任に追い込まれる可能性が出てきた。

 同会長は3月、ナチスドイツによる強制収容所の拷問をまねたSMパーティーに興じている場面を英紙で報じられ、FIA傘下の各国連盟が辞任を要求。6日に決勝が行われたF1のバーレーンGPでは複数のチームに加え、同国の王室も遺憾の意を示していた。

★SM映像差し止め請求、ロンドン高裁が却下

 英紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドがサイト上で配信したSMプレー映像の差し止めをモズリー会長が求めていた件で、ロンドン高等裁判所は9日、請求を却下した。「内容が正当な“知る権利”を満たしているとはいい難いが、差し止めは遅きに失した」と判断した。同紙は即日、配信を再開。ドイツ語まじりで“捕虜”を拷問している映像で、会長はさらなる苦境に立たされた。