2008年04月08日 更新
【スーパーGT】ノッてる男がやる!松田組が主役宣言

Fニッポン優勝の勢いで第2戦Vを目指す松田次生

トヨタ、日産、ホンダのGTカーがトップドライバーの手でしのぎを削るスーパーGTの豪快なスタートの瞬間(今季開幕戦)
身近な市販車ベースの人気レース、スーパーGTシリーズ第2戦・岡山GT300キロが12日、岡山県美作市・岡山国際サーキットで開幕する(決勝は13日)。開幕戦で5年ぶりの復活デビューVを果たしたニッサンGT−R(旧スカイライン)が連勝してチャンピオン街道を突っ走るか、トヨタのレクサスやホンダNSX勢がストップをかけるか。初戦以上の熱いバトルが期待される。
◇
6日のフォーミュラ・ニッポン開幕戦(富士)でポールトゥウインの完全優勝を果たした松田次生(IMPUL・GT−R)が、スーパーGT第2戦での必勝を期す。
「Fニッポン優勝の勢いで、今度のスーパーGTは僕らが勝つ」
ニッサンGT−R(旧スカイライン)の5年ぶり復活で注目された先月のGT開幕戦(鈴鹿)。M・クルム/柳田真孝組(NISMO・GT−R)のポールポジョンをはじめ、GT−R勢が予選トップ3を独占した。決勝でも本山哲/B・トレルイエ組(NISMO・GT−R)とクルム組が劇的なワンツーフィニッシュ。低重心で空力特性に優れた新型GT−R(V8、4.5リットル、500馬力以上)がいきなり炸裂(さくれつ)した。
晴れ晴れしいデビューの中で、松田組は予選3位からスタートも、先発のS・フィリップが他車に追突されてコースアウトし、修復に30分以上かかり無念の未完走。それでも、後半担当の松田が終盤で怒濤(どとう)の走りを披露して最速ラップをたたき出し気を吐いた。それだけに、今度こそ−という思いは強い。
優勝した本山組は、第2戦からGT−R勢全5台に義務づけられる特別性能調整の50キロ増に加え、予選2位のハンデ5キロと優勝のハンデ50キロの合計105キロもウエートを積まなければならない。未完走の松田組はウエートハンデがなく、特別性能調整の50キロ増だけで済むのも強みだ。
「岡山はオフの合同テストでもトップタイムを出した舞台。昨年の大会も(ホンダ)NSXを2台抜いて3位に入賞しており相性はいい。今度は絶対勝つ」と松田。
4年ぶりシリーズタイトル奪還を目指す本山組などGT−R同士の戦いもし烈だが、ライバル車も負けてはいない。先月の富士のテスト2日目には、L・デュバル/平中克幸組(ナカジマNSX)と井出有治/細川慎弥組(クニミツNSX)が、初日の松田のタイムをひっくり返して2日間通算1、2番手につけた。中嶋悟監督からは「上り調子だ。今度は行くよ」と“ストップ・ザ・GT−R”宣言が出た。トヨタ・レクサス勢もA・ロッテラー/脇阪寿一組(ペトロナスSC430)を中心に巻き返しをかける。
メーカーとドライバーの名誉を懸け、開幕戦以上の大熱戦が繰り広げられそうだ。
(林彰)
■スーパーGTシリーズ第2戦
◆会場
岡山県美作市・岡山国際サーキット3.703キロコース
◆日程
12日(予選)、13日(決勝)
◆前売り券
土日通し券5000円、中学生以下は保護者同伴に限り無料
◆問い合わせ
TEL0868・74・3311
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