2008年03月28日 更新

【フィギュア】「チーム真央」結成!米国式トレでやるわ4回転

真央の下半身がムキムキになるかも!? 新たなスポンサー契約を結び、充実したトレーニング環境が整う(撮影・大西正純)

真央の下半身がムキムキになるかも!? 新たなスポンサー契約を結び、充実したトレーニング環境が整う(撮影・大西正純)

 やるぞ、4回転!? フィギュアスケートの世界選手権女子(スウェーデン)で初の金メダルを獲得した浅田真央(17)=愛知・中京大中京高=が27日、都内で会見を開き、新たなスポンサーとして、森永製菓と栄養管理やトレーニング面でのサポート契約を結んだと発表した。席上、支援される米国式トレーニングもお披露目。下半身強化に取り組み、4回転ジャンプを跳ぶ日も近い?

 心強い味方がやってくる。2月に約1年8カ月師事したアルトゥニアンコーチ(ロシア)と決別し、練習拠点も米国から日本に移した真央が、トレーニング法を米国から“逆輸入”することになった。

 この日は新たなスポンサーとなった森永製菓とゼリー飲料などのウイダー・ブランドの広告契約を結び、栄養管理やトレーニング面での支援が発表された。

 支援内容は、専属の管理栄養士やコンディショニングコーチの派遣などで、同社から派遣される専任コーチは米大リーグなどで活躍する米国トレーニング資格(NSCA)を持つ専門家。会見が行われた壇上では、初体験となる米式ストレッチ運動などを早速実演した。

 「脚が震えちゃいました。新しい発見です。真央は脚の筋力があまり強くないので、いろいろなことを聞いてトレーニングをしたいと思います」

 真央の最大の武器は基礎点7.5点のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。それに比べて、安藤美姫(20)=トヨタ自動車=の持つ4回転サルコーは9.5点。今後は女子も4回転時代に突入することが予想され、真央のマネジメント関係者も「金メダルを獲得してこれからどうするか。4回転や5回転になった場合に何が必要かを考えていかなければ」と、新たな大技の開発に向けた米国流トレーニングの必要性を説いた。

 契約は4月からバンクーバー五輪がある10年3月末までで2年間。真央は歌手の浜崎あゆみらが登場する4月放映のCMにも出演する。今後は師事するロシア人振付師タラソワ氏、新たなコーチを中心に「チーム真央」を結成。新境地を開拓して無敵女王に君臨する。

(山田貴史)

★真央は世界ランク2位

 国際スケート連盟(ISU)は26日、07−08年シーズンの男女フィギュアの世界ランキングを発表し、男子は高橋大輔(関大)が1995点で2季連続1位となり、賞金4万5000ドル(約446万円)を獲得した。女子では、世界選手権で初優勝した真央は2320点で、カロリナ・コストナー(イタリア)に次ぐ2位となり、昨季に続く1位は逃した。真央の賞金は2万7000ドル(約268万円)。中野友加里(早大)は4位、安藤は14位だった。高橋と真央は、直近の3シーズンのポイントを合計した世界ランキングはともにトップ。