2008年03月26日 更新

【春高バレー】史上5校目の快挙へ…東亜学園が連覇頂く!

ワンハンドでボールに飛びつく東亜学園の清水。左肩を痛めたが、ベンチで見ているわけにはいかない(撮影・鈴木健児)

ワンハンドでボールに飛びつく東亜学園の清水。左肩を痛めたが、ベンチで見ているわけにはいかない(撮影・鈴木健児)

 第39回春の高校バレー第6日(25日、東京・国立代々木競技場第1体育館)男女の準決勝を行い、男子は前回優勝の東亜学園(東京)が姫路南(兵庫)を25−20、25−20、25−18のストレートで下し、決勝に進んだ。史上5校目の連覇に王手をかけたが、エース清水大嗣主将(2年)=写真下=が第2セット途中に左肩を痛めるアクシデント。チームに緊張が走った。

 「痛えっ!!」。東亜学園のエース清水の端正なマスクがゆがむ。第2セットの途中だった。レシーブに飛び込んだ際、利き腕ではない左肩からコートに落下。氷で患部を冷やしたものの、急激に動きが鈍った。

 「肩は上がるんですけど、ブロックをすると痛みが走る。気になってプレーに集中できませんでした」

 セッターも心配してトスを回さない。そのままコートには立ち、姫路南に3−0で勝利。試合後は約30人の女性ファンが心配そうに見つめる中、アイシングと湿布薬で応急処置を施した。

 「決勝は出られますよ」。幸いにして軽症だった。だが、前回優勝メンバーが5人残るスター軍団にスキが生じたことは確かだ。清水はエースにして主将。この日もスパイク、ブロックで12得点を稼ぎ、サーブカットも器用にこなせる大黒柱である。

 史上5校目の連覇へ、あと1勝。チームは4戦連続ストレート勝利で勢いに乗っている。清水は「1セットも落としたくない。自分たちの力を出し切れば優勝は当たり前」とキッパリ口にした。痛いの、かゆいのと言っているときではない。手負いのエースは完全優勝に気合をみせた。

(浅井武)

■テレビ放送

 春高バレーは今年もフジテレビ系列で放送中。決勝は26日午後2時7分から放映予定(一部地域を除く)。
 ◆主催 日本バレーボール協会、全国高等学校体育連盟、フジテレビジョン、産経新聞社、サンケイスポーツ、FNSフジネットワーク
 ◆後援 文部科学省、文化放送、ニッポン放送
 ◆主管 全国高等学校体育連盟バレーボール専門部、東京都バレーボール協会
 ◆特別協賛 コカ・コーラ

■ガイド

 ★会場 国立代々木第1体育館(JR山手線・原宿駅、東京メトロ千代田線・明治神宮前駅下車、徒歩3分)
 ★入場券 学生(小、中、高生)=500円、一般=1000円、アリーナ席=2000円
 ★問い合わせ 春高バレー事務局TEL03・5500・8269