2008年03月25日 更新
【春高バレー】東亜学園、連覇へ万全!エース清水が10得点!

ブロックに跳ぶ東亜学園の清水主将(左)と渡辺。2連覇へゴー!(撮影・清藤拡文)
第39回春の高校バレー第5日(24日、東京・国立代々木競技場第1体育館)男女の準々決勝が行われ、4強が決まった。男子は前回優勝の東亜学園(東京)が足利工大付(栃木)を25−20、25−20で下し、3試合連続のストレート勝利。エースの清水大嗣主将(2年)が10得点と活躍し、史上5校目の連覇まであと2勝に迫った。
◇
試合開始のホイッスルと同時にパワー全開だ。東亜学園のエース清水が跳ぶ、打つ、決める。両サイドから豪快なスパイクを立て続けに打ち込み、3連続ポイントを奪った。
「こんなところで負けられません。最初から気合が入っていました」
身長1メートル80は全国レベルでは決して高くない。出場53校中4番目に高い足利工大付のブロックは驚異に思えた。そこで試合前にセッターと相談、早いトスでマークを外す作戦を取った。これが的中。全10得点のうち第1セットで8点を稼ぎ、敵の出鼻をくじいた。
優勝候補のエースにして主将。そして、ジャニーズ系の甘いマスク。大会運営を手伝う女子校生からは頻繁に記念撮影を求められている。いまにも「〇〇王子」と騒がれそうな素材だが、本人に自覚はない。バレンタインデーのチョコレートも「全然ないですよ。マネジャー(の義理チョコ)だけ」と照れた。
初陣から3試合連続のストレート勝利。昨年の優勝メンバーが5人も残り、史上5校目の連覇に死角はない。「自分たちの代でもセンターコートに立ちたかった。優勝したいですね」。2度目の栄冠に輝いたとき、清水を取り巻く状況も一変するだろう。
(浅井武)
■東亜学園
1923(大正12)年創立の共学校。所在地は東京・中野区。野中浩二校長。全校生徒1200人。バレー部は57年創部。春高は4年連続24度目の出場。第14回、38回大会で優勝。主なOBは細川延由(NEC)、白鳥勝浩(ビーチバレー)など。
★東亜に勝つぞ!姫路南はストレート勝ち
35年ぶり4度目の出場となった姫路南(兵庫)は岸根(神奈川)にストレート勝ち。初のベスト4進出を果たした。高橋潤主将(2年)は「ミスで追いつかれそうになったがトス回しがよかった」と興奮した様子。準決勝では東亜学園と対戦するが「ガッツポーズを決めたい」と威勢がよかった。
★東北、7年連続ベスト4
6年ぶり2度目の優勝を目指す東北(宮城)がフルセットの末に福井工大福井(福井)を破り、大会史上初の7年連続ベスト4入りを決めた。セッターながら第2セットで5得点を決めた相原(2年)は「自分にはノーマークだったんで、それで取れただけです。7年連続ですか、すごいと思います」と笑顔。準決勝は星城(愛知)と対戦する。
★大阪国際滝井・才崎監督はスロースタートにニガ笑い
連覇を狙う大阪国際滝井(大阪)は18−25、25−16、25−20で文教学院大女(東京)に逆転勝ち。岩崎紗也加主将(2年)は「チームとしてよくなっているが、気が緩んだプレーをしてしまった」と気を引き締めた。才崎哲次監督は「ベスト8超えという目標は達成できたが、尻に火がつかないとがんばらない」とスロースターターの選手たちに苦笑い。
★東九州龍谷が“九州対決”制す
2年ぶり3度目の優勝を目指す東九州龍谷(大分)は、中部商(沖縄)に25−12、25−13でストレート勝ち。九州勢対決を制した相原昇監督は「相手がどう出てきても対処できる。柔軟性のあるチーム作りをしてきた」と余裕の表情。於久晶子主将(2年)は「去年もセンターコートを経験しているので、安心感がある」と大舞台にも動じていなかった。
★星城3年ぶり4強だ!深津主将兄の夢を
7年連続7度目の出場の星城(愛知)は25−23、25−16で鹿児島商(鹿児島)にストレート勝ち。3年ぶりのベスト4進出を決めた。深津英臣主将(2年)は「センターコートに立ちたいと思っていた」と笑顔。長男・明弘(東海大2年)と二男・貴之(同1年)は前回の4強入りの立役者だった。兄2人が果たせなかった決勝進出の夢を実現させる。
★古川学園“袖あり”で快勝
ノースリーブのユニホームを着用していた古川学園(宮城)だが、準々決勝で八王子実践(東京第1)を破った一戦は普通の袖ありタイプで臨んだ。強烈スパイクを連発しチームに流れを呼び込んだ星(2年)は「ノースリーブ? わかりません。先生の指示なので…」と困惑気味。両タイプを用意しているようで、準決勝はどちらで勝負する?
■テレビ放送
春高バレーは今年もフジテレビ系列で放送中。▼準決勝25日午後3時30分▼決勝26日午後2時7分−からそれぞれ放映予定(一部地域を除く)。
◆主催 日本バレーボール協会、全国高等学校体育連盟、フジテレビジョン、産経新聞社、サンケイスポーツ、FNSフジネットワーク
◆後援 文部科学省、文化放送、ニッポン放送
◆主管 全国高等学校体育連盟バレーボール専門部、東京都バレーボール協会
◆特別協賛 コカ・コーラ
■ガイド
★会場 国立代々木第1体育館(JR山手線・原宿駅、東京メトロ千代田線・明治神宮前駅下車、徒歩3分)
★入場券 学生(小、中、高生)=500円、一般=1000円、アリーナ席(25、26日のみ)=2000円
★問い合わせ 春高バレー事務局TEL03・5500・8269
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