2008年03月23日 更新

【スキー】里谷が12年ぶり8度目の優勝飾る!全日本選手権

 フリースタイルスキー・全日本選手権最終日(22日、札幌市ばんけいスキー場)男女モーグルを行い、女子は予選をトップで通過した長野五輪金メダルの里谷多英(フジテレビ)が切れ味鋭いターンで25.42点の高得点をマークし、12年ぶり8度目の優勝を果たした。伊藤みき(中京大)が24.14点で2位。上村愛子(北野建設)は疲労のため棄権した。男子は上野修(リステル)が24.78点で、2年ぶり2度目の制覇。

 長野五輪金メダリスト、里谷が全盛期を思い起こさせるスピードある滑りで12年ぶりの全日本制覇を遂げた。「本当によかった」。主要大会の優勝も9年前のW杯猪苗代大会までさかのぼる。表彰台の真ん中で笑顔を弾かせた。

 ばんけいスキー場は小5のときに初めてモーグルの大会に出場した思い出の場所。そこに巡ってきた全日本選手権を、一時は引退の場へと考えた。だが、W杯で種目別優勝した上村の活躍などに刺激を受けるうち、今大会前に現役続行を宣言した。6月に32歳になるが、「体力的には落ちると思うけど努力で補いたい。まだまだ成長期」。元女王は挑戦者として再び世界を目指す。

◆疲労のためモーグルを欠場し、今季を終えた上村愛子

 「5連覇がかかっていて朝まで考えた。でも、起きたときに体の力が抜けていた。1カ月ぐらいは(スキー)板をはかないで、モチベーションが上がるのを待ちたい」