2007年09月11日 更新

フェデラーが4連覇達成!80年ぶりの快挙に笑顔

 全米オープン最終日(9日=日本時間10日、米ニューヨーク)男子単決勝で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り、4連覇。賞金140万ドル(約1億6000万円)を獲得した。フェデラーは4大大会通算12勝目で、ロイ・エマーソン(豪州)に並んで史上2位となった。全米4連覇は1925年まで6連覇したビル・チルデン(米国)以来で、68年のオープン化以降は初めて。

 14度目になる4大大会の決勝。慣れたはずの舞台を前に、フェデラーは手を震わせて緊張していた。「(自分は)こういう状況に慣れた、経験豊富な選手のはず」。26歳は自らに言い聞かせ、コートへ向かった。

 2度のタイブレークで勝負が分かれた。第1セット第12ゲームで5度もセットポイントをしのいだ。その後、挑戦者の力みを見透かし、無理せずにつないでミスを誘った。第2セットでは好サーブを連発し、ねじ伏せた。「必要な時に、いいプレーができた」と胸を張った。

 4大大会の決勝に初めて挑む20歳のジョコビッチの挑戦をはね返し、「若い選手の挑戦を受けることでボクは最もやる気になれる。決勝で退けて、最高の気分だ」。若い選手に刺激を受け、底力をみせつけた。4連覇は約80年ぶりの快挙。4大大会12度の優勝は歴代2位だ。「この2週間半、重圧を感じていた。結果を出して、やっと試合を考えずに寝られる」。王者に穏やかな笑みが戻った。

▼男子単決勝
フェデラー
(スイス)
−6
−6
−4
ジョコビッチ
(セルビア)
※フェデラーは4年連続4度目の優勝