2007年09月10日 更新
女王エナンが4年ぶり2度目の優勝

優勝したエナンは、優勝杯にチュッ♪(AP)
全米オープン第13日(8日=日本時間9日、米ニューヨーク)4大大会今季最終戦の女子シングルス決勝で第1シードのジュスティーヌ・エナン(ベルギー)が第4シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に6−1、6−3で完勝し、4年ぶり2度目の優勝を果たして賞金140万ドル(約1億6000万円)を獲得した。世界ランキング1位のエナンは多彩なストロークでクズネツォワのミスを誘い、4大大会7度目の制覇を遂げた。
身長1メートル67の細身な体が躍動した。エナンは狙い通りの組み立てで試合を決めた。「ここ数試合は、本当に素晴らしい出来だった」と自画自賛の2週間だった。7試合で1セットも落とさず、復活を遂げた地元米国のウィリアムズ姉妹を連破した。
人生の転機となる1年になった。離婚と、絶縁していた家族との和解を経て全仏オープン3連覇を果たし、そして今回の優勝。「わたしは成熟した。現役時代は長くない。だからこそ選手としてすべての瞬間を楽しみたい」。25歳の女王が自信を深めた7つ目の4大大会タイトルだった。
■ジュスティーヌ・エナン
1982年6月1日、ベルギー出身の25歳。16歳でプロに転向し、ツアー大会初出場初優勝。01年全英で準優勝、独特の片手バックハンドで注目される。03年に全仏と全米を制し、同年10月に初の世界ランク1位に。今年の全仏で3連覇を達成。02年に結婚し、ことし離婚した。1メートル67、57キロ。
| ▼女子単決勝 | ||
|---|---|---|
| エナン (ベルギー) |
6−1 6−3 |
クズネツォワ (ロシア) |
| ※エナンは4年ぶり2度目の優勝 | ||








◆クズネツォワ
「スコアよりも接戦だったと思う。チャンスはあったが生かせなかった。最高の試合ができなくては負ける。エナンはナンバーワンにふさわしい」