史上7人目!「芝の帝王」フェデラーが全英4連覇

全英を制したフェデラーは、思わずバンザイ。4連覇の偉業達成だ=AP
全英オープン最終日(9日、英国・ウィンブルドン=国際電話)男子単決勝で、第1シードのロジャー・フェデラー(24)=スイス=が第2シードのラファエル・ナダル(20)=スペイン=を下し、4連覇を成し遂げた。全英4連覇は00年のサンプラス(米国)以来7人目の快挙。「芝の帝王」は芝コートでの連勝記録を48とし、4大大会通算優勝数を8に伸ばした。第12日の男子複決勝では、双子のマイク・ブライアン(28)、ボブ・ブライアン(28)組=米国=が初優勝し、68年の大会オープン化以降では3組目のグランドスラムを達成した。
◇
芝の上では無敵。フェデラーが絶対の自信を持つウィンブルドンで意地の4連覇だ。全仏2連覇中の「赤土の王者」ナダルの挑戦を退け、コナーズ、アガシ(ともに)ら名選手に並ぶ4大大会通算8勝目。面目を保った「芝の帝王」が、優勝プレートを抱えて会心の笑み。「世界中で一番勝ちたい試合で勝ててうれしい」と胸を張った。
急成長を遂げるナダルには先月の全仏決勝を含めて5連敗中。3月にはハードコートでも苦杯を喫した。“最後の砦”の芝でも敗れれば権威失墜は必至。「ここは自分のコート。芝のプレーは本当に楽しい」と言い切る全英の舞台で負けるわけにはいかなかった。
だから意気込みが違った。準決勝までの7試合すべてにストレート勝ち。決勝戦で初めて1セットを失ったが、抜群の安定感で頂点を極め、優勝賞金65万5000ポンド(約1億4100万円)を獲得した。
「来年は5連覇を狙う」と宣言したフェデラー。まだ24歳。テニス史に刻まれた英雄は、主役の座を当分譲らない。
| ウィンブルドン男子単4連覇以上 | ||
|---|---|---|
| 連覇 | 年 | 名前(国籍) |
| 6 | 1881―86 | レンショー(英国) |
| 4 | 1897―00 | R・ドハティー(〃) |
| 5 | 1902―06 | L・ドハティー(〃) |
| 4 | 1910―13 | ワイルディング(〃) |
| 5 | 1976―80 | ボルグ(スウェーデン) |
| 4 | 1997―00 | サンプラス(米国) |
| 4 | 2003―06 | フェデラー(スイス) |
| 【注】1921年までは、前年優勝者が 自動的に決勝に進むチャレンジラウンド制 |
||
| ▼男子単決勝 | ||
|---|---|---|
| フェデラー (スイス) |
6−0 7−6 6−7 6−3 |
ナダル (スペイン) |
| ※フェデラーは4年連続4度目の優勝 | ||







