2006年07月09日 更新

モレスモが全英初V!81年ぶりフランス人女王誕生

モレスモ

夢の全英女王となったモレスモ。勝利の瞬間、全身で歓喜をあらわした=AP

全英オープン第12日(8日、英国・ウィンブルドン=国際電話)女子単決勝で、第1シードのアメリ・モレスモ(27)=フランス=が、第3シードのジュスティーヌ・エナン・アーデン(24)=ベルギー=を破り、初優勝を飾った。1月の全豪オープンに続く自身2度目の4大大会優勝で、優勝賞金62万5000ポンド(約1億3400万円)を獲得した。第11日の男子単準決勝では、ロジャー・フェデラー(24)=スイス=とラファエル・ナダル(20)=スペイン=が勝ち、9日の決勝に進んだ。

第1シードの重圧をはねのけた。モレスモが、全豪決勝で破ったエナン・アーデンを返り討ちにして、ウィンブルドンの女王の座を勝ち取った。「本当に素晴らしい気持ち。この2週間、いい試合ができた」。優勝プレートを高々と掲げた女王は、笑顔で語った。

女子では珍しいサーブアンドボレーのパワーテニスが持ち味。「(芝コートの)ウィンブルドンが最もチャンスがある」と言い続けてきたが、これまでは3度の準決勝進出が最高。精神面の弱さから自滅を繰り返してきた。昨季最終戦のツアー選手権優勝を転機にして1月の全豪で4大大会初制覇、今大会もシャラポワ(ロシア)との準決勝で接戦を制し、精神面の成長ぶりを印象づけた。「もうこれで誰もわたしのことを気が小さいなんて言わないでしょう」。技術に心が備わった。

スザンヌ・ランランが1925年に6度目の優勝をして以来、フランスから81年ぶりの全英女王が誕生した。サッカーW杯で母国は9日に2度目の優勝を懸けて決勝戦に臨む。「フレンチウイークになればいいわね」。27歳の女王はダブル制覇に期待を寄せた。

▼女子単決勝
モレスモ
(フランス)
2−
−3
−4
エナン・アーデン
(ベルギー)
※モレスモは初優勝