2018.6.14 20:19

パワハラ謝罪の栄氏が現場復帰 田南部氏は不快感あらわ/レスリング

パワハラ謝罪の栄氏が現場復帰 田南部氏は不快感あらわ/レスリング

全日本選抜レスリング選手権大会の試合開始前、会見を行った至学館大学レスリング部・栄和人監督 =駒沢体育館(撮影・高橋朋彦)

全日本選抜レスリング選手権大会の試合開始前、会見を行った至学館大学レスリング部・栄和人監督 =駒沢体育館(撮影・高橋朋彦)【拡大】

 日本レスリング協会前強化本部長の栄和人氏が14日、東京都世田谷区の駒沢体育館で記者会見して伊調馨選手(ALSOK)らに対するパワーハラスメント行為を謝罪し、同日開幕の全日本選抜選手権で至学館大監督として現場復帰した。教え子2人がそれぞれの階級を制して世界選手権(10月、ブダペスト)代表入りを果たしたが、直接指導する場面はなかった。

 日本協会の常務理事解任が決まっている栄氏はひな壇に設けられた役員席にも座らず、同協会副会長で至学館大の谷岡郁子学長とスタンドから見守った。至学館大勢は女子55キロ級で向田真優選手、72キロ級で松雪成葉選手が出場し、セコンドには戦列を離れている五輪3連覇の吉田沙保里選手(至学館大職)らが入ってアドバイスを送った。

 かつて伊調選手を指導し、パワハラに遭った田南部力氏は「協会は(テレビ)カメラの前では謝罪したいと言うが、僕らの方には(接触は)一切ない。ただのパフォーマンスだと思っている」と不信感をあらわにした。