2018.6.10 05:00

【絆トーク】がん闘病中の春日山親方が床山と行った2人きりの“断髪式”

【絆トーク】

がん闘病中の春日山親方が床山と行った2人きりの“断髪式”

 大相撲の6月は趣をかえて忙しい。巡業のない2、6月には力士の挙式、断髪式に伴う年寄襲名披露などが集中するからだ。元幕内翔天狼の春日山親方(36)の年寄春日山襲名披露パーティーがさきに、東京・両国国技館で開かれた。モンゴル出身の同親方は日本国籍を取得。日本相撲協会に残るが、断髪式は行われなかった。

 昨夏にがんを患っていることが判明。現在は定期的な検査にとどまるまでに回復したが、治療の影響が頭髪に出た。「どんどんなくなる髪の毛が少しでも残っているうちに(髪を結う)床山を呼んで、切ってもらった」。2人きりの“断髪式”。小さな、小さな大銀杏(おおいちょう)だが、思い出はぎっしり詰まっている。 (大相撲担当・奥村展也)

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