2018.6.5 05:02

大関高安が稽古再開「左腕はだいぶ状態がいい」

大関高安が稽古再開「左腕はだいぶ状態がいい」

痛めた左を深く差して感覚を確かめる高安(左)

痛めた左を深く差して感覚を確かめる高安(左)【拡大】

 大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)5月の夏場所を「左上腕三角筋部分断裂」で全休した大関高安(28)は4日、東京・江戸川区の田子ノ浦屋で名古屋場所へ向けて稽古を再開した。三段目力士を相手にその左腕でまわしを引きつけ寄り、投げをみせ「左腕はだいぶ状態がいい。徐々に力を入れていく」と表情は明るい。

 高安は夏場所前の二所ノ関一門の連合稽古中に負傷。休場中はテレビの大相撲中継を「いつもと違って相撲ファンの一人として」みていたという。そこで、場所後に大関へ昇進した栃ノ心の土俵で気づいたことがあった。「どういう相撲が(ファンに)喜ばれるのかよくわかった。盤石な相撲は心を引きつける。勉強になった」。

 みて学ぶ。武道では、あえて「見取り稽古」と「看取り稽古」を使い分けることがある。「看取り」は人の動きに深く気を配る意味が含まれ、その観察眼を磨いた。名古屋場所では2度目のかど番。新たな大関も加わるが、「お相撲さんの志は一緒。しっかり上をみて、毎日相撲に専念しなければ…」。酷暑の場所で存在感を取り戻す。 (奥村展也)

  • 稽古で汗を流す高安(左)=東京都江戸川区の田子ノ浦部屋
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