2018.5.30 19:36

尾車親方、幕下から再起の栃ノ心に「勇気を与える」

尾車親方、幕下から再起の栃ノ心に「勇気を与える」

 三役まで番付を上げながら右膝の大けがで幕下に転落した栃ノ心の大関昇進を受け、同じ境遇を味わった尾車親方(元大関琴風)が30日、苦労人の快挙を称賛した。

 三役経験者が幕下転落後に大関となるのは、昭和以降で尾車親方と栃ノ心だけ。同親方は「立派なものだ。けがをして半年間や1年間土俵に立つことができない力士にも、『栃ノ心を見てみろ』と言ってあげることができる。勇気を与える」と手放しで褒めた。

 尾車親方は関脇まで上がったが、膝を痛めて西幕下30枚目まで転落。「地獄を見た男」と形容されるも、1981年秋場所での初優勝と同時に大関昇進を遂げた。「大けがの不安を抱えながら相撲を取っていくのは本当に大変なこと。生半可な苦労と努力ではできない」と自身の体験を交えつつ、栃ノ心の歩みをねぎらった。

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