2018.5.17 11:30(1/2ページ)

【乾坤一筆】「女人禁制」を考えるきっかけに…大相撲春巡業に端を発した女性問題

【乾坤一筆】

「女人禁制」を考えるきっかけに…大相撲春巡業に端を発した女性問題

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 頭と頭が衝突し、骨がきしむような鈍い音。筋繊維がはち切れんばかりに膨張する腕やふくらはぎ。こん身の力を込めて、腹から絞り出す声にならない声。大相撲夏場所が始まった。闘う力士を土俵間近にみるとき、土俵へ女性を上げない大相撲の「女人禁制」を改めて思う。

 京都・舞鶴市の春巡業中、女性が土俵へ上がって救護したことに端を発した一連の女性問題で、八角理事長(元横綱北勝海)は4月末、過去の論議を踏まえて(1)相撲は神事を起源(2)伝統文化の遵守(3)男が必死に闘う神聖な闘いの場、鍛錬の場-とする理事長談話を発表した。「闘いの場」については、この本場所の土俵が証左となるだろう。

 ギリシャの中央マケドニア南方にあるギリシャ正教最大の聖地。「アトス自治修道士共和国」。ギリシャから治外法権と自治が与えられた修道院共同体の宗教国家だ。

【続きを読む】