2018.5.17 16:51

日大の悪質タックルで関学大会見、小野ディレクター「家族は激しく憤っている」

日大の悪質タックルで関学大会見、小野ディレクター「家族は激しく憤っている」

会見する関学大アメリカンフットボール部・鳥内監督=兵庫・西宮市(撮影・沢野貴信)

会見する関学大アメリカンフットボール部・鳥内監督=兵庫・西宮市(撮影・沢野貴信)【拡大】

アメリカンフットボールの関学大と日大の定期戦(6日)で日大選手による悪質なタックルで関学大QBが全治3週間のけがを負った問題で、関学大は17日、兵庫・西宮市内のキャンパス内で会見を行った。会見で日大から15日に届いた反則行為に至った経緯などを記した回答書が公開された。

 日大はけがをさせたことについては謝罪したものの、「意図的な乱暴行為を行うこと等を選手へ教えることは全くございません。ルールに基づいたきびしさを求めるものでありますが、今回指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関し、深く反省しております」と説明し、内田監督の指示はなかったとした。

 これに対して関学大は「(当該行為に伴う)疑問、疑念を解消できておらず、誠意ある回答とは判断しかねる」と不満を示した。日大は24日にまでに再回答書を送るとした。関学大は51年間続いている日大との定期戦ついては同日の再回答書を見て判断する。小野宏ディレクターによると、負傷したQBの家族は「激しく憤っている。(時間が経過して)収まっているということはない」と説明。被害届けを出すかどうか、24日の回答書をもって判断する。

 日大側は反則指示を否定しているが小野ディレクターは「(反則タックルをした)選手が本当のことを話すのが、彼の将来のためにも必要なのではないか」とも付け加えた。

 鳥内秀晃監督は公の場に出てこない内田監督について「日大の中でも地位の高いところにおられる方なので、会見して一言謝るものなのでは」と話し「同じ指導者として受け入れられない」と怒りをあらわにした。

 負傷したQBは右膝軟骨損傷で全治3週間、第2、第3腰椎棘間(きょくかん)靱帯損傷」と診断されている。

  • 会見する関学大アメリカンフットボール部・鳥内監督=兵庫・西宮市(撮影・沢野貴信)
  • 会見する関学大アメリカンフットボール部・鳥内監督=兵庫・西宮市(撮影・沢野貴信)
  • 会見に臨む関学大アメフット部の鳥内監督と小野ディレクター(左)=関学大(撮影・松永渉平)