2018.5.11 21:03

【動画あり】値段は1000万超!動きがキモい?ブロックマシン男子版を公開/バレー

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値段は1000万超!動きがキモい?ブロックマシン男子版を公開/バレー

 日本バレーボール協会は11日、味の素ナショナルトレーニングセンターで全日本男子の合宿練習を公開。“秘密兵器”ブロックマシンを使った練習を公開した。

 ブロックマシンはネット際、コート幅9メートルいっぱいに設置され、ブロッカーの両腕を模したアームが2本ずつ、“3人”分、付けられている。ネットの反対側からアタッカーが攻撃しようとすると、“腕”が素早く動いてネット上に伸び、攻撃をブロックする。

 

 

 “腕”の高さは最大3メートル20。これは過去の国際大会で計測したブラジル代表のブロックの高さだという。“腕”は離れた位置にいるスタッフがタブレットで操作。集めて3枚ブロックを跳ばすことも、セッターを模して1人を低くすることも、状況や要望に応じて1球1球変更することができる。

 日本協会が独自に開発したマシンだ。もともと2016年リオデジャネイロ五輪のメダル有望種目として、文部科学省マルチサポート事業の対象だった女子のため、2013年に研究開発の予算が付いた。筑波大との協力で、まずは翌年、両腕を模した「1人分」のブロックマシンが完成。さらに発展させ、第1号機ができたのが15年。当初は女子用のため、高さやスピード、耐久性などが低めに設定されていた。

 だが女子は練習パートナーに男子コーチや大学生を迎えることが多く、比較的容易に高くてパワーのある相手と練習できる。また大きな場所を占めるため、味の素ナショナルトレーニングセンターで男子が合宿する際にはコートの半分を使えなくなるなどし、邪魔な存在になった。そこでこの冬、男子に対応してより高く、またより強い球に耐えられるようリニューアルした。

 女子と違って、男子は高いブロックを相手にした練習を日ごろ積むことができない。「試合で初めて、高いブロックに出くわしたということがないよう、日常的にこのマシンで慣れることができる」とは開発に携わった協会関係者。

 対ブロック練習用としては、コーチが掲げる板や、プラカード様(よう)の専門用具があるが、システマチックに動く機械は、おそらく日本独自。お値段は? 同関係者は「1000万円は、優に超えるでしょうね」としている。