2018.5.7 05:00

【絆トーク】2位でも「悔しくありません」白井健三のすがすがしさは充実感の裏返しか

【絆トーク】

2位でも「悔しくありません」白井健三のすがすがしさは充実感の裏返しか

 予期せぬ返事だった。さきの体操・全日本選手権の個人総合で、優勝候補とされた白井健三(21)=日体大=は2位にとどまった。

 敗れてもなお笑顔の21歳に悔いはないかと問うと、間髪入れずに「全く悔しくありません」。11連覇を狙った内村航平(29)=リンガーハット=から王座を奪ったのは19歳の谷川翔(かける、順大)。2歳下の新星に賜杯を譲った白井は、あまりにすがすがしかった。

 得点や順位を気にせず人との比較を好まない。短い返事はミスが許されぬ緊張感の中、6種目を演じ抜いた充足感の裏返しだったのか。次戦は19日開幕のNHK杯。心の奥底にはいかばかりの口惜しさを秘めるのか、次なる演技を待ちたい。 (サッカー兼五輪競技担当・鈴木智紘)

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