2018.5.4 08:11

東京五輪、実施競技のボクシング除外は継続審議 IOCが協会に警告

東京五輪、実施競技のボクシング除外は継続審議 IOCが協会に警告

理事会終了後、記者会見するIOCのバッハ会長=3日、スイス・ローザンヌ(ロイター)

理事会終了後、記者会見するIOCのバッハ会長=3日、スイス・ローザンヌ(ロイター)【拡大】

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は3日、スイスのローザンヌで開かれた2日間の理事会終了後に記者会見し、統括団体のガバナンス(組織統治)や審判の判定の問題で2020年東京五輪の実施競技から除外される可能性が示されているボクシングについて継続審議とすることを明らかにした。7月の次回IOC理事会で、10月の夏季ユース五輪(ブエノスアイレス)での実施可否を含めて判断するという。

 バッハ会長は国際ボクシング協会(AIBA)から提出された改革案に一定の評価を示しつつ「IOCは除外する権利を保持している」と警告。16年リオデジャネイロ五輪での相次ぐ不可解な判定で八百長や買収の疑惑が浮上した問題の解決に向けて、外部識者らによる審判選出システムの検証を求めた。

 AIBAでは今年1月にラヒモフ副会長(ウズベキスタン)を新会長代行に選出したが、同氏は米財務省から「ウズベキスタンの代表的な犯罪者の一人で、ヘロイン売買に関わる重要人物」と指摘されている。