2018.4.30 05:02

内村、3位に安堵したような笑顔「晴れやか。解放された」/体操

内村、3位に安堵したような笑顔「晴れやか。解放された」/体操

特集:
内村航平
表彰式後、記念撮影する(右下から時計回りに)内村、村上、谷川翔、白井ら

表彰式後、記念撮影する(右下から時計回りに)内村、村上、谷川翔、白井ら【拡大】

 体操・全日本個人総合選手権最終日(29日、東京体育館)世界選手権(10~11月、ドーハ)11連覇を狙った内村航平(29)=リンガーハット=は171.664点で3位に終わり、国内大会の個人総合で2008年9月の全日本学生選手権2位以来10年ぶりに敗れた。

 “絶対王者”が敗れる日が来た。国内の個人総合で10年ぶりの敗北に、内村は安堵(あんど)したような笑顔を見せた。

 「悔しいというより、すごい晴れやか。ようやく解放された」

 前年、10連覇を果たした際は「地獄のよう。勝ってしまったので、期待に応え続けないといけない」と苦笑した。それとは対照的な表情だ。

 決勝の得点86・566は1位。ただ予選の得点が持ち越される今回のルールで、27日に5位と出遅れたのが響いた。

 「けっこう割り切れていて、今日は点数を気にせず、ミスのない演技を目指して集中できた」

 昨年の世界選手権は左足首の故障で途中棄権。「負けたわけじゃない」との思いが残ったが、これで吹っ切れた。「悔しいというより、若い選手がしっかり勝ってくれてうれしい」と世代交代を喜ぶ。

 5月下旬のNHK杯では新たな気持ちで代表入りを狙う。「代表に入り続けることで東京五輪が見えてくる。醜い姿であっても代表であり続けたい」。前向きな気持ちを表した。 (只木信昭)

  • 男子個人総合決勝11連覇はならず3位だった内村航平の床運動=東京体育館
  • 男子個人総合決勝11連覇はならず3位だった内村航平の跳馬=東京体育館
  • 男子個人総合決勝11連覇はならず3位だった内村航平の床運動=東京体育館
  • 男子個人総合決勝11連覇はならず3位だった内村航平のあん馬=東京体育館
  • 平行棒の演技に臨む内村航平=東京体育館(撮影・山田俊介)
  • 鉄棒の演技に臨む内村航平=東京体育館(撮影・山田俊介)
  • 記念撮影に臨む(左から)白井健三、谷川翔、内村航平=東京体育館(撮影・山田俊介)
  • 記念撮影で肩を組む(左から)内村航平、萱和磨、谷川翔、白井健三、谷川航、千葉健太=東京体育館(撮影・山田俊介)
  • 男子決勝・上位成績
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