2018.4.8 20:00

阿部詩、準決勝で一本負け「受け止められない」/柔道

阿部詩、準決勝で一本負け「受け止められない」/柔道

女子52キロ級準決勝、阿部詩に勝った角田夏実=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)

女子52キロ級準決勝、阿部詩に勝った角田夏実=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)【拡大】

 世界選手権(9月、バクー)代表最終選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は8日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、女子52キロ級で17歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は準決勝で昨年の世界選手権2位の角田夏実(了徳寺学園職)に一本負けした。

 女子52キロ級で17歳の阿部は準決勝で角田に一本負けし、世界選手権代表を決められなかった。国内外の大会で連続優勝し、大きな期待を背負っていたホープ。試合後は「まだ受け止められない」と声を震わせた。

 角田には2年前のグランドスラム東京大会で敗れ、苦手意識があった。対戦がよぎり、夜も寝られない日があったという。「頭の中で攻めようと思っていたが、体が思うように動かなかった」。ともえ投げで畳にたたきつけられた。

 会場で見守った男子66キロ級世界王者の兄、一二三(日体大)から「自信を持っていけ」と送り出されたが、先輩の厚い壁にはね返された。ただ代表入りの可能性は残っており、祈るような思いで吉報を待つ。

  • 女子52キロ級準決勝で敗退し引き上げる阿部詩=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)