2018.1.4 05:03

30歳オールドルーキー区間7位!東京国際大・渡辺「新鮮」/箱根駅伝

30歳オールドルーキー区間7位!東京国際大・渡辺「新鮮」/箱根駅伝

特集:
箱根駅伝
小田原中継所でたすきを受け取る東京国際大のオールドルーキー、渡辺(左)。来年は区間賞を狙う (撮影・早坂洋祐)

小田原中継所でたすきを受け取る東京国際大のオールドルーキー、渡辺(左)。来年は区間賞を狙う (撮影・早坂洋祐)【拡大】

 第94回東京箱根間往復大学駅伝・復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町=109・6キロ)東京国際大のオールドルーキーが箱根路にデビューした。30歳の渡辺和也(1年)は7区を走り、区間7位。不本意な成績にも、表情は晴れやかだった。

 「今まで走った駅伝の中で、一番の沿道の声援だった。しんどかったけど、声援が力になった」

 兵庫・報徳学園高を出て実業団の名門、日清食品グループなどで活躍。2011年に5000メートルで世界選手権に出場した実力者は、将来の指導者転身を見据えて昨年、東京国際大に進学した。

 「一人一人の思いの詰まった駅伝で、新鮮だった。選択は間違っていなかった」

 チームは目標としていたシード獲得には届かず総合17位。自身も昨年6月に右膝を負傷した影響などで本来の走りには程遠かった。「区間賞を目指したいですし、チーム全体の力になれたら」。異色の1年生は、年下の同級生とともにリベンジを誓った。 (阿部慎)

データBOX

 ◎…1年生の渡辺は30歳5カ月27日で箱根駅伝に出場。大会史上最年長出場は1939年大会に33歳4カ月9日で出場し、5区区間賞の村社(むらこそ)講平(中大)とされており、渡辺は4年時に出場すれば更新する。
 ◎…箱根駅伝は現在年齢制限がない。47年大会から92年大会までは27歳以下という制限が設けられていた。

渡辺 和也(わたなべ・かずや)

 1987(昭和62)年7月7日生まれ、30歳。兵庫・西宮市出身。西宮市立深津中から報徳学園高。山陽特殊製鋼、四国電力、日清食品グループを経て、昨年東京国際大に入学。2011年に5000メートルで日本選手権を制し、世界選手権に出場。5000メートルのベストタイムは13分23秒15、1万メートルは27分47秒79。今季箱根予選会は139位。1メートル72、54キロ。

  • 東京国際大7区・渡辺和也(左)から8区・佐伯涼にタスキが渡る=平塚中継所(代表撮影)
  • 総合17位でフィニッシュした東京国際大10区・相沢悠斗=東京・大手町(撮影・戸加里真司)