2018.1.4 05:01

【谷口浩美】青学大、選手の競争意欲が生んだ総合4連覇

【谷口浩美】

青学大、選手の競争意欲が生んだ総合4連覇

メンバーと箱根駅伝全成績

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 第94回東京箱根間往復大学駅伝・復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町=109・6キロ)原監督の読みがピシャリとはまった。勝負を決めたのは7区だ。

 層の厚さといえばそれまでかもしれないが、選手変更で起用した箱根初出場の林が、昨今はマラソン界で活躍する設楽悠太(東洋大-ホンダ)の区間記録を塗り替えた。原監督は適性を見抜いていたのだろう。

 青学大の強さの理由は選手の競争意欲にあるのではないか。総合4連覇はそうそうできない。今や常勝軍団で、部内での選考で勝ちさえすれば箱根の優勝メンバーとなったも同然。だが、その争いが実に激しいものだ。

 私が実業団の旭化成に所属したときもそうだった。日体大で実力を伸ばしてから門をたたいたが、高卒で4年間練習してきた選手とは雲泥の差があった。五輪代表となるほどのランナーだった宗兄弟を筆頭に実力者ばかり。駅伝メンバーに入れれば優勝は約束されたようなもので、限られた枠を勝ち取るために必死に努力した。今の青学大も似た状況かもしれない。

 きっと選手には、育ててもらうのではなく、自ら育つくらいの気概があるのだろう。だから強いのだと思う。 (1992年バルセロナ、96年アトランタ五輪代表、日体大OB)

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