2018.1.3 13:30

青学大、史上6校目の総合4連覇!山下り6区で東洋大逆転 「ハーモニー大作戦」完結/箱根駅伝

青学大、史上6校目の総合4連覇!山下り6区で東洋大逆転 「ハーモニー大作戦」完結/箱根駅伝

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箱根駅伝
総合優勝を決めた青学大の10区、橋間貴弥=東京・大手町(撮影・宮川浩和)

総合優勝を決めた青学大の10区、橋間貴弥=東京・大手町(撮影・宮川浩和)【拡大】

 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町109・6キロ)関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、青学大が10時間57分39秒で史上6校目の総合4連覇を飾った。往路優勝の東洋大から36秒差でスタート。3年連続で山下りの6区(20・8キロ)を任された小野田勇次(3年)が15キロ過ぎで逆転し首位に浮上すると、その後は一度もトップを譲ることなく、独走状態で大手町のフィニッシュテープを切った。(タイムは速報値)

 「ハーモニー大作戦」が完結した。原晋監督(50)が逆転優勝のキーマンに挙げていた山下りのスペシャリスト、小野田が期待通りの快走をやってのけた。スタート時の36秒差はみるみるうちになくなり、15キロ過ぎで東洋大・今西駿介(2年)をあっさりと追い抜いた。その後は52秒のリードを築いて、7区(21・3キロ)の林奎介(3年)にたすきをつないだ。「いままでで一番ダメージがある。立っているのがつらい」と振り返った激走は、後続の仲間たちの闘争本能に火をつけた。

 3年で念願の箱根路デビューを飾った林は、1時間2分16秒の区間新記録をマーク。「普通のレースと違って、応援の数がすごいので、自分の力にもなって、いつも以上の力を出して走ることができました」と大歓声を力に変えた。東洋大との差を3分28秒に広げ、8区(21・4キロ)の下田裕太(4年)に思いを託した。

 補欠からエントリーされ3年連続で8区となった下田は、慣れ親しんだロードで躍動。3年連続区間賞に輝き、「区間新っていうのも頭にはありました。今年も言ってるのかって感じですけど、向かい風が強くて最後ペースダウンしてしまいました」と冗談を飛ばす余裕もあった。

 一人でも音程を外したら負けるとし、今大会の作戦名を「ハーモニー大作戦」と命名した指揮官。出雲駅伝、全日本大学駅伝で頂点を逃し、不協和音が流れる中、名タクトを振るって常勝軍団をV4へ導いた。

 【6区(20・8キロ)】

5キロ 東洋大・今西駿介(2年)が16分31秒で首位通過。青学大・小野田勇次(3年)との差は37秒差

9・1キロ 東洋大・今西と青学大・小野田との差は28秒に縮まる

13・7キロ 東洋大・今西と青学大・小野田との差は15秒に縮まる

15・3キロ 青学大・小野田が東洋大・今西を抜き首位に浮上

17キロ 青学大・小野田が東洋大・今西との差は13秒

20・8キロ 青学大・小野田が58分4秒で首位通過し区間賞を獲得。2位に転落した東洋大は52秒差、3位の早大は3分46秒差、4位の法大が4分47秒差、5位の東海大が5分37秒差、6位の拓大が5分56秒差、7位の帝京大が6分59秒差、8位の順大が7分14秒差、9位の城西大が7分17秒差、10位の中央学院大が7分22秒差で通過した

 【7区(21・3キロ)】

5キロ 青学大・林奎介(3年)が14分10秒で首位通過

10キロ 青学大・林が28分45秒で首位通過

11・6キロ 青学大・林と東洋大・渡辺奏太(2年)との差は2分17秒

21・3キロ 青学大・林が1時間2分16秒の区間新記録で首位通過。2位の東洋大は3分28秒差、3位の早大は7分50秒差、4位の法大は8分36秒差、5位の東海大は9分9秒差、6位の拓大が9分23秒差、7位の日体大が10分3秒差、8位の城西大が10分4秒差、9位の帝京大が10分16秒差、10位の中央学院大が10分20秒差で通過した

 【8区(21・4キロ)】

6・9キロ 青学大・下田裕太(4年)と東洋大・浅井峻雅(1年)との差は4分15秒に広がる

10キロ 青学大・下田が29分21秒で通過

13キロ 青学大・下田と東洋大・浅井との差が4分28秒に広がる

15・9キロ 青学大・下田と東洋大・浅井との差が5分34秒に広がる

21・4キロ 青学大・下田が1時間4分46秒で首位通過。2位の東洋大が6分14秒差、3位の東海大が10分39秒差、4位の法大が11分31秒差、5位の早大が11分45秒差、6位の日体大が11分52秒差、7位の城西大が11分58秒差、8位の中央学院大が13分28秒差、9位の帝京大が13分37秒差、10位の拓大が13分49秒差で通過した

 【9区(23・1キロ】

7・8キロ 青学大・近藤修一郎(4年)と東洋大・小早川健(4年)との差は6分15秒

14・7キロ 青学大・近藤と東洋大・小早川との差は5分45秒に縮まる

23・1キロ 青学大・近藤が1時間11分50秒で首位通過。2位の東洋大は5分22秒差、3位の東海大は10分18秒差、4位の早大は10分32秒差、5位の法大は10分59秒差、6位の日体大は11分38秒差、7位の城西大は13分20秒差、8位の拓大と9位の帝京大は13分46秒、10位の中央学院大は14分31秒で通過した

 【10区(23・0キロ)】

5・9キロ 青学大・橋間貴弥(3年)と東洋大・小笹椋(3年)との差は5分9秒に縮まる

  • 総合優勝を決め、ガッツポーズを決める青学大の原晋監督=東京・大手町(撮影・早坂洋祐)
  • 青学大の8区・下田裕太から9区・近藤修一郎(右)へタスキがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • 青学大の8区・下田裕太から9区・近藤修一郎(手前)へタスキがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • 首位でゴールし、総合優勝を決める青学大10区・橋間貴弥=3日、東京・大手町(撮影・早坂洋祐)
  • トップで10区・橋間貴弥へたすきをつなぐ青学大9区・近藤修一郎(左)=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)
  • 「第94回箱根駅伝」総合優勝をし四連覇達成した青学大・原晋監督=東京・大手町(撮影・宮川浩和)
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