【平昌内定一問一答】
演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・松永渉平)【拡大】
フィギュアスケート・全日本選手権最終日(24日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)平昌五輪代表最終選考会を兼ねて行われ、代表3枠を争う男子はショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が合計283・30点で2連覇を飾り、初の五輪代表に内定した。田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=が合計267・15点で2位に入った。ソチ五輪金メダルの羽生結弦(23)=ANA=は右足首故障で欠場した。
演技の宇野との一問一答は以下の通り。
--演技を終えて
「ここ最近、みなさんの期待に応えられる演技ができず、自分自身もいいと思える演技ができていない。申し訳ない気持ちでいっぱい」
--2回転半ジャンプ-4回転トーループに挑戦した
「跳ぶ前から失敗することは分かっていたが、構成を変えることは自分から逃げたことになるので、それはしたくなかった」
--苦しい表情が目立った
「前半はジャンプの質も悪くないできだった。課題が見つかった」
--羽生不在の大会だった
「自分に集中することを強く思った。どういう状況でも、うまくいっていないことが多い。悔しい気持ちが強い」
--平昌五輪へ
「帰って自分がいい演技ができる可能性を少しでも高くするために、ベストな練習を尽くす。期待に応えられる演技をしたい」