2017.12.21 05:02

八角理事長、残り任期3カ月の報酬を全額返上「責任を痛感」

八角理事長、残り任期3カ月の報酬を全額返上「責任を痛感」

特集:
元日馬富士・暴行問題
臨時理事会後に会見に臨んだ八角理事長(左)と高野危機管理委員会委員長。理事長は自らも報酬返上を決めた(撮影・山田俊介)

臨時理事会後に会見に臨んだ八角理事長(左)と高野危機管理委員会委員長。理事長は自らも報酬返上を決めた(撮影・山田俊介)【拡大】

 暴行現場の酒席に同席した白鵬と鶴竜の両横綱は20日、ともに来年1月の給与を不支給とするなど報酬減額処分となった。記者会見に臨んだ相撲協会の八角理事長(54)=元横綱北勝海=は、厳しい表情で粛々と処分を発表した。

 協会のガバナンス(組織統治)が機能せず、事態収束が長期化している。組織のトップとして「今回の問題では早期に解決するように全力で取り組んできましたが、まだ決着がついていないことの責任を痛感しています」と謝罪。自らの処分について、残り任期3カ月の報酬を全額返上するとした。月給144万8000円のため、3カ月分は434万4000円となる。

 八角理事長は元日馬富士が貴ノ岩へ暴行した場に同席した白鵬、鶴竜の両横綱に対し、来年1月の給与不支給などの処分を下したことについても言及。「白鵬は第一人者でありながら、目の前で起きた同じ横綱の暴力を防げず、大相撲の信用失墜を招いた。その責任は軽くない。鶴竜も同じで、再発防止の観点から処分を行った」と説明した。

 また、元日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が監督責任を取って理事を辞任したことについては、「重いけじめだと思う」と話した。

  • 理事会を終え、会見に臨む八角理事長(左)、高野利雄・危機管理委員会委員長=両国国技館(撮影・山田俊介)
  • 両国国技館で開かれた臨時の横綱審議委員会に臨む日本相撲協会の八角理事長=東京・両国国技館(撮影・福島範和)
  • 両国国技館で開かれた臨時の横綱審議委員会に臨む日本相撲協会の八角理事長(右から4人目)ら=東京・両国国技館(撮影・福島範和)
  • 白鵬らの処分
  • 理事会の席順
  • 日本相撲協会の懲戒処分
  • 元日馬富士・暴行問題の主な経緯
  • 日馬暴行問題相関図
  • 相撲界今後のスケジュール