2017.12.10 18:21

18歳の東晟良(せら)が女子史上初の全日本選手権高校生V/フェンシング

18歳の東晟良(せら)が女子史上初の全日本選手権高校生V/フェンシング

フルーレで初優勝し、女子の史上最年少制覇を果たした東晟良=駒沢体育館

フルーレで初優勝し、女子の史上最年少制覇を果たした東晟良=駒沢体育館【拡大】

 フェンシングの全日本選手権個人戦最終日は10日、東京・駒沢体育館で行われ、女子フルーレ決勝で東晟良(せら、18)=和歌山北高=が女子では史上初となる高校生優勝に輝いた。

 試合開始から果敢に攻めた。初対戦となった阿部広美(28)=警視庁=の懐に食い込み、巧みな剣裁きで得点を重ねた。相手に流れが傾きかけた13-7の場面では剣を交換し、わずかな時間で気持ちを落ち着かせた。15-9で勝利を決めると、客席にいた母・美樹さんの元に真っ先に向かい、喜びを爆発させた。

 「目標を達成できてめっちゃうれしい。最初からリードを奪うことができたのがよかった」

 美樹さんがフェンシングをしていたこともあり、小学4年で競技を始めた。強気な攻めと体の柔らかさが持ち味で、1歳上の姉の莉央=日体大=と切磋琢磨(せっさたくま)してきた。昨年の同大会で準優勝だった姉を「超えたい」と臨んだ大会で、有言実行の優勝。「姉を超えられてうれしい」という晟良を横目に、莉央は「めっちゃ悔しい」とライバル心をあらわにした。

 姉妹で見据える東京五輪まで3年を切っている。晟良は「姉はライバルのひとり。金メダルが取れるように、頑張りたい」と大きな目標を掲げた。

 日本フェンシング協会によると、女子の高校生優勝は史上初。男女を通じると、17歳で頂点に立った2002年の太田雄貴以来15年ぶり2人目の快挙となった。

  • 女子フルーレ決勝阿部広美(左)を破り、初優勝した東晟良=駒沢体育館
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