2017.12.3 22:34

沙羅、海外勢の躍進に危機感「世界のレベルはどんどん上がってきている」/ジャンプ

沙羅、海外勢の躍進に危機感「世界のレベルはどんどん上がってきている」/ジャンプ

表彰台で記念撮影をする(左から)2位のマーレン・ルンビー(ノルウェー)、優勝のカタリナ・アルトハウス(ドイツ)、3位の高梨沙羅=ノルウェー・リレハンメル(撮影・早坂洋祐)

表彰台で記念撮影をする(左から)2位のマーレン・ルンビー(ノルウェー)、優勝のカタリナ・アルトハウス(ドイツ)、3位の高梨沙羅=ノルウェー・リレハンメル(撮影・早坂洋祐)【拡大】

 ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第3戦(3日、リレハンメル、ヒルサイズ=140メートル)高梨沙羅(21)=クラレ=は137メートル、136メートルで合計275・8点の3位。今季初の表彰台に立ったが、ジャンプの男女を通じて歴代単独最多の54勝目は持ち越しとなった。伊藤有希(23)=土屋ホーム=は122・5メートル、127・5メートルの249・4点で5位。勢藤優花(20)=北海道ハイテクAC=は117・5メートル、109・5メートルの195・1点で19位。カタリナ・アルトハウス(21)=ドイツ=が今季2勝目となる通算3勝目を挙げた。

 今季3戦目で初の表彰台に立ったが、高梨に満足感はなかった。「自分のジャンプを見失わないことが大事。気持ちを強く持ち、この壁を乗り越えていけるように練習したい」と前を向いた。開幕から3戦続けて海外勢に優勝を許し、周囲のレベルの高さを痛感。「切り替えの遅さが自分の課題。世界のレベルはどんどん上がってきている」と21歳は危機感を募らせた。

 課題に挙げるのは、アプローチ(助走路)での滑り。助走の重心の位置など試行錯誤を続けているが、タイミングが大きく遅れてしまい空中での失速につながった。「もう少し、カンテ(踏み切り)で自分の力を伝えるインパクトがほしい。キレのあるジャンプを目指したい」。今後は今月中旬の次戦に向けて、欧州で練習を重ねていく。

 アルトハウスや開幕戦を制したマーレン・ルンビ(23)=ノルウェー=に対し、「大きな刺激をいただいているのでそれを力に変えて頑張っていきたい」と話した。結果に一喜一憂はしない。「自分に勝てるか勝てないかで結果は変わってくると思う。自分のベストは尽くせた中で、まだアベレージをあげきれていない」と言い聞かせた。

 平昌五輪まで残り約2カ月に迫る中、高梨に大きな試練が訪れた。

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