バスケットボール男子日本代表が21日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。24日に2019年ワールドカップ(W杯)中国大会出場を目指し、アジア1次予選の初戦、フィリピン戦(東京・駒沢体育館)に臨む
公開されたのは約30分のシュート練習。4日のBリーグ島根戦で左膝を痛めて欠場が続いているSG田中大貴(26)=A東京=も、3点シュートやフリースローを高い確率で決めた。
「完璧なコンディションではないが、普通にプレーできるとは思っている」と田中。「24日の試合に合わせた調整で、できる限りのことをやってきた」とまずまずの手応えのようだ。それでも「2週間ゲームを離れており、ゲーム感覚に不安はある」と漏らした。
W杯出場は2020年東京五輪の開催国枠での出場が実現するかの重要な指標とされる。フリオ・ラマス監督(53)はチームのシステムの核として、SG古川孝敏(30)=琉球、PG比江島慎(27)=三河、PG富樫勇樹(24)=千葉=と並んで田中を指名。「まだ(起用するかを)判断できる状態ではない。起用できる状態になれば、通常より少ないプレータイムでも入ってもらう」とした。
けがによって「焦りがあったが、それでも今、呼んでもらえて感謝している」と田中。「どんな形でも貢献したい。まずは目の前の1試合にすべてを出し切るつもり」と誓った。
W杯(旧称・世界選手権)予選は、今回からサッカーのようにホームアンドアウェー方式で行われる。世界ランキング50位の日本はアジア1次予選B組。豪州(同9位)、フィリピン(同30位)、台湾(同57位)と来年7月2日まで6試合を行い、3位までに入れば2次予選に進出。19年2月からの2次予選は12チームを2組に分けて同様にホームアンドアウェー方式で行い、各組上位3チームと4位で成績が上の計7チームが本大会に出場する。
東京五輪出場権は19年8〜9月のW杯で各大陸の最上位となった国(欧州と北南米は2位も)が獲得。開催国出場枠を認めるかどうかは、W杯終了後の国際バスケットボール連盟(FIBA)理事会で判断され、日本には本大会でのある程度の成績が求められる。