2017.11.15 05:00(1/2ページ)

【五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔】フィギュア羽生の連覇を含め心配のタネ尽きぬ平昌

【五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔】

フィギュア羽生の連覇を含め心配のタネ尽きぬ平昌

特集:
五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔
羽生結弦
9日の公式練習中に右足首を痛め、顔をしかめる羽生。大会前は心配が尽きない

9日の公式練習中に右足首を痛め、顔をしかめる羽生。大会前は心配が尽きない【拡大】

 熱烈なファンならずとも、大いに驚いたに違いない。フィギュアスケート、羽生結弦(ANA)の右足関節外側靱帯(じんたい)損傷とNHK杯の欠場である。

 平昌五輪の開会まで3カ月。今後の練習計画も変更を余儀なくされて、影響がないといえば嘘になるだろう。

 3枠ある代表が決まるのは年末の全日本選手権終了後。治療優先で全日本を欠場したとしても、世界ランキング1位の選手を代表から外すことはよもやあるまい。

 11日のサンケイスポーツ紙上でも1976年インスブルック五輪代表の佐野稔さんが評したが、「五輪でしっかりした演技をすることを第一に考える」ことが羽生にとって最上の道だ。不安はあるだろうが、きちんと対処してくると思う。

 不安といえば平昌五輪への関心の低さである。8月に韓国文化体育観光部が行った調査では35・1%と低迷。それを反映したかのように、10月25日時点でのチケット販売率は32%に過ぎない。もちろん、開幕が近づけば数字は上がるだろう。

 しかし、心配のタネはそれだけではない。

 韓国サイドが期待する海外、とりわけ中国と日本からの観戦客の動きは鈍い。北朝鮮を意識した地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の配備を巡り、中国側が韓国観光を抑制。先日の中韓首脳会談で、雪解けがみられるかもしれないが回復にはほど遠い。

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