2017.11.13 05:00

【佐野稔氏の目】羽生、五輪に向け最善の方策を

【佐野稔氏の目】

羽生、五輪に向け最善の方策を

特集:
平昌五輪
羽生結弦
日本男子の平昌五輪への道

日本男子の平昌五輪への道【拡大】

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯(大阪市中央体育館)を右足関節外側靱帯(じんたい)損傷のために欠場した男子の羽生結弦(22)=ANA=が12日、日本スケート連盟を通じてコメントを発表した。

 羽生は全日本選手権で完全な状態に戻すのは難しい。出るために無理をするのが一番怖い。本人とコーチ、連盟とでじっくり話し合い、最善の状態で平昌五輪を迎える方策をとってほしい。

 平昌五輪での構成を下げるかどうかは、復帰後に練習をしてから検討することになるだろう。本人は今の構成でやりたいと考えるだろうが、彼の体調や性格を分かっているオーサー・コーチがどう考えるかだ。

 一番大きいのは本人が滑る中での感覚だから、仮に4回転ルッツの調子が良ければ外す必要はない。ただ今季取り入れたルッツは1試合でしか跳んでおらず、全日本選手権に出ても外すだろう。その状態のまま五輪で組み入れるのは、危ないといえば危ない。

 構成を下げるなら、昨季と同じSPで2度、フリーで5度の4回転ジャンプとし、パーフェクトな内容を目指すことになる。判断のリミットは五輪本番の2週間前頃だろう。 (1976年インスブルック五輪代表)

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