2017.11.9 16:07

平昌五輪の開閉会式に「極寒」の懸念 午後8時開始、屋根なし会場で風吹き込む

平昌五輪の開閉会式に「極寒」の懸念 午後8時開始、屋根なし会場で風吹き込む

 開幕まで3カ月となった来年2月の平昌冬季五輪で、午後8時に始まる開閉会式での寒さへの懸念が高まっている。会場となる平昌五輪スタジアムは屋根がなく、外壁の隙間からも風が吹き込む。大会組織委員会によると、9月末の完成後初のイベントだった11月4日夜のコンサートには約2万5000人の観客が集まった一方、5人が軽度の低体温症で病院に搬送される事態となった。

 コンサート開催時の気温は2度程度だったが、吹き込む風で、手袋をしていても指先がかじかむほど。観客は厳しい寒さに備えて厚着をしていたものの、東京から来た会社員の女性(23)は「思ったより寒かった。屋根がほしい」と苦笑いしながら帰路についた。2月の日中を含めた平昌の平均気温は氷点下4・5度。夜はさらに冷え込む見通しだ。

 五輪スタジアムは3月のパラリンピックを含めて競技は行われない。観客席は大会後に撤去するため、仮設となっている。組織委は当初はドームにする案も検討したが、建設費の上昇を懸念し見送った。(共同)

今、あなたにオススメ
Recommended by