2017.11.5 23:32

3連覇逃した沙羅、安定感のなさに危機感「意識付けが足りないのかな」/ジャンプ

3連覇逃した沙羅、安定感のなさに危機感「意識付けが足りないのかな」/ジャンプ

特集:
高梨沙羅
優勝した伊藤有希(中央)と2位の高梨沙羅(左)、3位の岩渕香里(右)=札幌市・大倉山ジャンプ競技場(撮影・高橋茂夫)

優勝した伊藤有希(中央)と2位の高梨沙羅(左)、3位の岩渕香里(右)=札幌市・大倉山ジャンプ競技場(撮影・高橋茂夫)【拡大】

 ノルディックスキー・NHK杯ジャンプ大会(5日、札幌市大倉山ジャンプ競技場=HS134メートル、K点120メートル)来年2月の平昌五輪で金メダル候補に挙がる伊藤有希(23)=土屋ホーム=が123メートル、133メートルの256・8点で初優勝。高梨沙羅(21)=クラレ=は117・5メートル、122メートルの222・6点で2位だった。

 この日は、1回目に123メートルを飛んだライバルの伊藤に対し、高梨はK点(120メートル)にも届かず、117・5メートル。2回目も追い上げられず、34・2点の差をつけられて大会3連覇を逃した。

 高梨は、安定感の大切さを改めて感じたようだった。この日の1回目はタイミングが遅れてしまい、立て直すことができなかった。「試技や1本目の段階で、必ず失敗が出てしまう」。過去2戦はミスをうまく修正、克服しての優勝だったが、納得のいくパフォーマンスを発揮することができず、肩を落とした。

 今月中旬には、W杯前最後の欧州合宿に向けて出発する。約3週間後には勝負のW杯が幕を開けるだけに、危機感をにじませる。「できる限りのことはやってきたけど、レベルの高いジャンプというものを目指していかないといけない」。さらに「トレーニングする段階で意識付けが足りないのかなと思う。コンディションの面でもトレーニングに耐えられるだけの体をつくらないといけない」と切実に話した。

  • 観客の声援に笑顔で応える2位の高梨沙羅=大倉山
  • 女子の部、2位の高梨沙羅の1本目のジャンプ=札幌市・大倉山ジャンプ競技場(撮影・高橋茂夫)
  • 女子の部、2位の高梨沙羅の2本目のジャンプ=札幌市・大倉山ジャンプ競技場(撮影・高橋茂夫)
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