2017.11.4 05:00

【佐野稔の舞評論】樋口ほぼ完璧、本田勢い感じる、三原悪くない

【佐野稔の舞評論】

樋口ほぼ完璧、本田勢い感じる、三原悪くない

特集:
平昌五輪
本田真凜

 フィギュアスケート・中国杯第1日(3日、北京)SPを終えた時点で、トップと7位の三原までの点差はわずか3・75点。これだけの混戦になる試合は珍しい。

 樋口は3回転フリップにアテンションがついたが、ジャンプ自体が高くプラスをつけているジャッジもいただけに、ほぼ完璧な演技だった。気迫の感じられる滑りで、見せ方も上手だった。6位の本田はGP1戦目のカナダでのSPで大ミスをしたが、たった1週間でもしっかり気持ちを切り替えていた。短期間で立て直せるのは、若さからくる勢いを感じる。

 GP初戦となった三原はジャンプのミスもあったが、緊張からくる失敗のように見えた。調子は決して悪くないだろう。

 平昌五輪の女子の枠は2。ここに絡んでくるであろう3選手が同じ試合に出場しているだけに、ミニ全日本とも言える今大会。点差はほとんどないに等しい。フリーで凡ミスをすれば順位の入れ替えは大いにある。 (1976年インスブルック五輪代表、77年東京世界選手権銅メダリスト)

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