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【二十歳のころ 永井大介(3)】人生で最もつらいもの、弟子・坂井宏朱さんの事故死

【二十歳のころ 永井大介(3)】

人生で最もつらいもの、弟子・坂井宏朱さんの事故死

特集:
二十歳のころ
2011年8月21日、船橋オートレースの2Rで初勝利を挙げた坂井宏朱さん(左)と

2011年8月21日、船橋オートレースの2Rで初勝利を挙げた坂井宏朱さん(左)と【拡大】

 2012年1月15日。この日に起こった出来事は、これまでの人生で最もつらいものでした。弟子の坂井宏朱(ひろみ)が、練習中の落車事故で殉職。11年7月30日のデビューから、まだ半年です。27歳でした。

 ホームグラウンドである船橋オートレース場の最終レース終了後、多くの選手が滑走路で練習をしていました。僕も坂井の後ろを走っていて、転んだ場面を見ていました。スーッと滑走路の外にある金網まで滑って行き「けがをしたくらいかな」と思ったけれど、まさかあんなことになるとは…。救護車で坂井のところに行くと、鼻や口から血がいっぱい出ていて…。まだ生きていると思ったけれど、意識はなくて、即死だったのでしょう。落車は選手につきもの。だから金網のところへ行っただけで、亡くなってしまうとは思わなかった。言葉になりませんでした。

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