2017.10.21 05:00

【佐野稔の舞評論】羽生、全体的にキレなし…滑り込み必要

【佐野稔の舞評論】

羽生、全体的にキレなし…滑り込み必要

特集:
平昌五輪
羽生結弦
コンビネーションジャンプの着氷の際にバランスを崩す羽生結弦=ロシア・モスクワ(撮影・納冨康)

コンビネーションジャンプの着氷の際にバランスを崩す羽生結弦=ロシア・モスクワ(撮影・納冨康)【拡大】

 フィギュアスケート・ロシア杯第1日(モスクワ20日)冒頭の4回転ループ、後半のコンビネーションジャンプの4回転トーループともに高さが足りないように感じた。全体的に演技のキレがなく、ピョンと上がる感じがなかった。

 演技を見ていて、右膝の痛みが尾を引いているようには感じられなかった。冒頭のジャンプを難度の高いループにしているからこそ、難しいプログラムであることは確か。滑り込みがもう少し必要だろう。

 ネーサン・チェンは強みでもある4回転ジャンプに加え、表現力も上がってきた。冒頭のジャンプで20点近い得点を稼いでいる。羽生が平昌五輪で連覇を達成するためには、ミスは許されないということを痛感させられるSPだった。 (1976年インスブルック五輪代表、77年東京世界選手権銅メダリスト)

  • コンビネーションジャンプの着氷の際にバランスを崩し、手をつく羽生結弦=ロシア・モスクワ(撮影・納冨康)
  • コンビネーションジャンプを飛ぶ羽生結弦=ロシア・モスクワ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム、演技を行う羽生結弦=ロシア・モスクワ(撮影・納冨康)
  • 演技を行う羽生結弦=ロシア・モスクワ(撮影・納冨康)
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