2017.10.9 11:53

ホンダF1総責任者、入賞追ったアロンソの姿に来季の健闘誓う/日本GP

ホンダF1総責任者、入賞追ったアロンソの姿に来季の健闘誓う/日本GP

特集:
2017F1日本GP

 8日に決勝が行われたF1世界選手権第16戦日本GP(三重・鈴鹿サーキット)で、マクラーレン・ホンダが入賞を逃した。しかし、最後尾からスタートしながら、最後は入賞圏内の10位にいたフェリペ・マッサ(36)=ブラジル、ウィリアムズ・メルセデス=を追い詰めるなど、フェルナンド・アロンソ(36)=スペイン=が終盤に見せ場を作った。その姿にホンダの長谷川祐介F1総責任者(53)は「戦うことはできた。ペースはウィリアムズより速く、入賞できる実力を見ることができたのはよかった」と、少し安堵した表情を見せた。

 サンスポ・コム(サンケイスポーツ電子版)では8日午前、「アロンソらがリタイア、ハミルトンがVの本命!? ブックメーカーがオッズ設定」という記事を掲載した。世界最大級の英ブックメーカーの目にも、最近のチームを批判するコメントなどから、アロンソは最後まで走らないのではないかと考えた人がいたのかもしれない。しかし、この日のアロンソは「ホンダの地元で力を尽くす」との“公約”をまっとうした。

 決勝を視察するため、新幹線で会場に向かっていた八郷隆弘社長(58)から電話で「分かっているだろうな」とハッパをかけられたと長谷川総責任者はふり返った。「速さを見せられたという意味で技術者としては(16、18位で惨敗した)昨年ほど落ち込んではいない。ただ(2015年のマクラーレン・ホンダ再結成から鈴鹿で)3年連続無得点というのはいいことではない」と総括する。

 これまで、公然とホンダのパワーユニット(PU)の力不足を嘆いたこともあったアロンソだが、レース中は「(マッサまで)あと何秒差か」と繰り返し、何度も聞いてきたという。

 「世界一のエンジンを…とお約束できる状況ではないが、来季は間違いなく信頼性、性能ともワンステップ上がったエンジンを持って戻ってきたい。(鈴鹿には)安心して観ていただけるような、結果に期待していただけるようなチームとして戻ってきたい」

 新たなパートナーとなる中堅のトロロッソと組み、世界最高峰の戦いに再び挑む来季は5カ月後に迫っている。(石原有記)

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