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白井、進化の銅!内村からつないだ日本勢11大会連続表彰台/体操

白井、進化の銅!内村からつないだ日本勢11大会連続表彰台/体操

特集:
内村航平
男子個人総合決勝 白井健三の床運動=モントリオール(共同)

男子個人総合決勝 白井健三の床運動=モントリオール(共同)【拡大】

★男子個人総合決勝経過

 ▼1種目目 床運動で白井は最後に「シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり)」を決めるなど圧巻の内容で、全種目最高の15.733点でトップ。

 ▼2種目目 あん馬で白井は降り技をこらえて13.433点。14.800点の肖若騰が首位に立ち、ベルニャエフが得意種目で落下。

 ▼3種目目 つり輪で白井は着地を止めて13.666点。前半種目を終えて6位に後退し、ロシア勢が1、2位を占める。

 ▼4種目目 跳馬で白井は「シライ/キム・ヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」を決めて唯一の15点台でメダル圏内の3位浮上。肖若騰が再び首位。

 ▼5種目目 平行棒で白井は安定感のある内容を見せ、14.633点で3位をキープ。15.266点のベリャフスキー(ロシア)がトップ、肖若騰が2位。

 ▼6種目目 鉄棒で林超攀が14.300点。白井は予選で失敗した離れ技を決めて13.966点を出すが、合計得点で林超攀を下回る。ベリャフスキーが落下して4位。14.400点の肖若騰が逆転して初優勝し、白井は3位となった。

白井 健三(しらい・けんぞう)

 1996(平成8)年8月24日生まれ、21歳。横浜市出身。両親が指導者で、3歳で競技を始める。世界選手権は17歳だった2013年に初出場。床運動で日本体操史上最年少優勝、跳馬4位。15年の世界選手権は床運動で金メダル獲得のほか、37年ぶりの団体優勝に貢献した。16年リオデジャネイロ五輪は団体総合で金、跳馬で銅メダルを獲得。神奈川・岸根高-日体大。1メートル63、54キロ。

データBOX

 ◎…男子個人総合で日本勢の表彰台は11大会連続。2002年大会は種目別のみを実施し、01年大会は日本体操協会が米英軍によるアフガニスタン軍事攻撃の影響を考慮して選手派遣を見送ったため、個人総合で出場した大会では1997年大会から表彰台を守り続けたことになる。
 ◎…男子個人総合で塚原直也が97年大会で銅メダル、99年大会で銀メダル。03年大会からは05年大会王者の冨田洋之が3大会連続で表彰台に立ち、07年大会で水鳥寿思が銅メダルを獲得した。09年大会からは内村航平が6連覇した。
 ◎…白井は世界選手権で種目別床運動の2個、団体総合の1個の金メダルを含め、通算6個目のメダル獲得。

男子個人総合

 床運動、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目の合計点で争われ、腕力、脚力などの総合力が問われる。2006年に10点満点の採点方式が廃止され、難度に応じて得点が決まるDスコア(演技価値点)を上げる技の高度化が加速。種目別のメダルを狙う傾向が強まったが、日本は伝統的に個人総合の強化に力を入れ、五輪と世界選手権で計7人の王者を輩出している。

体操・世界選手権

 国際体操連盟が主催する五輪と並ぶ体操競技の世界一決定戦。1903年に第1回大会が行われ、現在は夏季五輪開催年を除き、毎年開催されている。47度目の今年は2日から8日までカナダのモントリオールで開催。男女ともに予選、個人総合決勝、種目別決勝を実施する。

  • 白井がオールラウンダーとして成長した姿を世界に見せた(共同)
  • 白井健三の五輪、世界選手権のメダル
  • 世界選手権・1997年以降の男子個人総合での日本勢の表彰台
  • 男子・個人総合決勝上位成績
  • 男子個人総合決勝床運動を終え、ガッツポーズする白井健三=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝白井健三のあん馬=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝白井健三のつり輪=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝白井健三の平行棒=モントリオール(共同)
  • 体操の世界選手権男子個人総合で獲得した銅メダルを手に笑顔の白井健三=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合で獲得した銅メダルを手にする白井健三。中央は優勝した肖若騰、左は銀メダルの林超攀=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝を観客席から見守る内村航平(右)=モントリオール(共同)
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